今日は、バレンタインデー
うちの会社は、する人よりしない人の方が断然多く
私も心おきなく、パス
でも、誰にもしていないわけではないですよ。
父と、そして・・・
実は、昨日は婦人科の診察日でした。
そして、昨日が主治医A先生の最後の診察・・・
そう信頼しているA先生、この3月で病院を退職されるんです。
ドヒャーでしょ
私は偶然にも、昨年の6月に聞いたのですが
もう、心が折れて折れて・・・
できれば、白紙に戻ればいいのにって思ってきました。
今年に入って、診察ごとに患者さん達に話しているそうですが
『辞めないでください』って言われて、辛いっておっしゃってました。
そりゃそうですよ~
ガン患者、特に治療中の患者さんには
自分のことを熟知している先生を、頼るしかないんですから。
私も、体ガンを見つけてもらって以来
婦人科だけでなく、心療内科医も勤めてくださったし
父親の事を相談したら、セカンドオピニオンを勧めてくださいました。
不機嫌な時もあったし、嫌みを言われた事もありました。
けれど、ここぞという時はとても親切で面倒見がよく
ずーと、この人に頼っていこうと思ってただけに
何故?どうして?でした。
結局のところ、医者とはいえ
大学病院の勤務医はサラリーマンと同じで『駒』なんですよねえ。
大学側が決めた 人事異動(転勤)をするか
潮時!って、辞める決断をするか、どちらかなのです。
今回、先生も人事異動を言い渡され、悩んだ末後者の方をとり
産婦人科医になったきっかけでもある
不妊治療の方に進むことにしたそうです。
不妊治療かあ・・・
それはそれで、大切な仕事だなあと思いつつ
不妊治療に 婦人科のガン患者は全然およびじゃないし(笑)
これでお別れだなあ と
今までの感謝の気持ちを込めて、チョコレートを渡しました。
でもね、なんだかまた会えるような気もしてるんです。
それは希望的観測かもしれません。
けど、人のご縁って、そんな簡単に切れるとは思えなくて・・・
(次の病院も大阪市内だしね)
先生と初めてあった7年前の2月
初回で ガンかも?と言われて、親にも言えず
不安な日々を送りました。
2回目で、はっきりと告知をされ
『あなたと同じような症例を僕は何回もしています。大丈夫』
と力強く言われ、不安がかなり減りました。
3回目で手術の話になり
『A先生が執刀医ですよね!? 他の先生はイヤです』
とお願いして、受諾してもらいました。
それから、今まで本当にお世話になりました。
今の私は再発より、リンパ浮腫が不安要素です。
でも、皆さんご存じの通り
明るく、元気で毎日を過ごしています。
これからも、助けていただいた生命を大切に
後悔しない人生を送っていきたいと思います。
ありがとうございました。