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カテゴリ:数学
H22.8.9 雨天 small stellated dodecahedron をもっと作り易く出来ないものかと考え、「正12面体に5角錐を貼り付けたら楽に工作ができる」と思ったので、それを実行してみた。 正12面体 5角錐 正12面体に5角錐を貼り付けていったとき、不思議な感覚に襲われた。 なんと、正三角形が現れたではないか! 正12面体の3面に5角錐を貼って出来た正三角形 正12面体の頂点を共有する3面の頂点からの延長線上に5角錐の頂点がある。 左図は上面から見た図。右図はその裏面から見た図。 正3角形の一辺を構成する面_上の図を横から見た図 small stellated dodecahedron を作るつもりであるので、今度は星型を構成するように5角錐を5個貼り付けた。 星型 と 星型ロケット 星型ロケット 左図は上図のロケットの見る位置を少しずらしたときの図。右図はロケットを真上から見た図。 small stellated dodecahedron が完成する前に、不思議な多面体が出来たので、しばし手を休め、じっくりとこの多面体を眺めた。 5角錐を6個(30面ある)貼り付けたのに、30面体以上の面を持つ多面体にはならないで、16面体になっていることを発見した。 ロケットを形作っている一面は、5角形の平面であり、その内角の和は360度になっている。 星の面が平面の一面であり、その5角に隣接する小さな三角形の面が10面ある。5+1+10=16 結局16面体になっている。 そして、また、新しい多面体の設計を行おうと言う欲が出た。ロケット16面体と名づけよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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