カテゴリ:家作り
東京電力が電力自由化後のオール電化向け料金プランとして「スマートライフプラン」というのを出してきました。
我が家はオール電化なので、従来の料金プランである「電化上手」で契約しています。 東京電力は、「電力料金のみ」なら、従来の料金プランの方が安いとしています。 逆に言えば、電力自由化後において、オール電化の家が新規契約する場合は、電気料金を値上げするということです。 とりあえず、東京電力のサイトで2015年12月の電気代などを入力して料金プラン試算を行うと、「年間で20,937 円 割高」と出ました。 でも、、「年間で20,937 円 割高」は料金プランを「夜トク12」にした場合の差額です。 さらに「夜トク8」で22,149円割高、「スマートライフプラン」で22,597円も割高になりました。 本当に「スマートライフプラン」がオール電化向けの料金プランなのでしょうか? 試算には2015年12月の電気代を入力するものの、時間帯別の電力使用量などは入力できません。 そこで、これまでの電気の使い方で「スマートライフプラン」にした場合の料金を試算して比較してみることにします。 まず、現在の料金プラン「電化上手」は、次の通り、時間帯によって電力料金が3段階に変化します。 一方、「スマートライフプラン」では2段階に変化します。 「電化上手」の「昼間」のように、電気代が異常に高い時間帯がなくなったため、安くなりそうな気もしますね。 (我が家は太陽光発電を採用しているため、昼間の電気使用量は自家消費分だけ少なくなります) 両者は時間帯のほか基本料金や割引などの差があるので、本来、そのままでは比較できません。 とりあえず、「電化上手」の「朝晩」と「昼間」を合わせた電力量を「スマートライフプラン」の「昼間」として扱います。 また、「夜間」はそのまま同じ電力量を使うものとして計算します。 我が家のこれまでの電気の使い方で、「電化上手」と「スマートライフプラン」の電力料金を単純比較したグラフです。 やはり、全期間「スマートライフプラン」の電力料金の方が高くなることが確認できました。 電化上手は夏季とそれ以外で昼間の料金が異なりますが、誤差範囲ですね。 平均すると、電力料金だけでも約10%の値上げでした。 割引などもないので、もっと差があると思います。 また、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金、太陽光発電促進付加金、各種割引、税金などが異なります。 なお、「スマートライフプラン」は、スマート契約という、基本料金がピーク時の電力使用量で決められる契約です。 工場など電力を多く使う場合には合理的な契約なのですが、電力使用量が限られる一般家庭では、少し違和感があります。 需要が少ないため安くなっている夜間の電気でも、一定時間内に大量に消費すると基本料が上がってしまうので、リスキーですね。 深夜電力なのに太陽光発電促進付加金を上乗せされるのと同じくらい理不尽な気がします。 → このnoahnoah研究所のブログ内をGoogleで検索する → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へメールを送る ※このnoahnoah研究所のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)へのコメント書き込みは、楽天ブログへのログインが必要です。 ※出典元を示していただければ、私に事前許可を得ることなく、画像および文章を引用していただいても構いません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.13 09:22:41
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