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テーマ:楽園(9)
カテゴリ:旅
北陸新幹線が延伸した敦賀。
在来線の駅は昔からの名残があります。 駅の前から意味深な銅像やモニュメント。 しかもいくつもあるのが面白いです。 都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)像は、 日本書紀に登場する任那国の王子で、 額に大きな角が生えていて、そこから 「角鹿(つぬが)」という言葉ができ、 この地の気比神社の統治を任されたそうで、 「角鹿」が訛って「敦賀」になりました。 彫刻家の山本眞輔氏(1939-)の作品、 「心の旅 敦賀への道」はもともと、 「心の旅 まほろばへの道」と題され、 (まほろば=住みよい地) 展覧会終了後に敦賀に設置され、 願いを込めタイトルを変えたそうです。 気比神社まで続くモニュメントは、 松本零士「銀河鉄道999」18体、 「宇宙戦艦ヤマト」12体あります。 1999年の敦賀港開港100年の際、 シンボルロードに設置されました。 とは言え街中を歩く人は本当に少なく、 駅前で地図を見ていたら、 その前にあった観光案内所の方が、 わざわざ出てきて「何かお探しですか?」 とても親切に聞いてくださいました。 コンビニの場所を聞きました。 案内所の方も聞き甲斐なかったかもです。 でも敦賀ならではのこともありました。 日常的ではない食べ物が多いことです。 まずこの地ならではのものは発酵食品で、 「へしこ」は魚を塩や糠に1年以上漬け、 焼いて食べるお酒の肴です。 「このわた」はナマコの内臓の塩辛、 「くちこ」はナマコの内臓を干しものです。 いわゆるゲテモノがとても多いです笑。 毒を持つオコゼの唐揚げが食べられたり、 串焼きのあるお店のメニューには、 蛙や雀がやきとりと並んでいたりします。 蛤級の大きなあさり、エゾジカなど、 興味は尽きませんが今回はパスです。 いずれも勇気のいるものが多いです笑。 4-5人で飲むには凄く楽しそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.30 08:29:42
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