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のぽねこミステリ館

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全7件 (7件中 1-7件目)

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映画

2008.07.13
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カテゴリ:映画
 今日は、映画「西の魔女が死んだ」を観てきました。
 原作の、梨木香歩さんによる小説『西の魔女が死んだ』が大好きなので、観てきたのですが、映画もとても良かったです。原作にとても忠実で…。
 なので、あらすじは上にリンクをはりました原作の方にゆずるとして、ここでは映画について。

 まず、配役が素敵です。私は映画もテレビもめったに観ないので、タレントさんには全く疎いのですが、みなさん素敵でした。特に、西の魔女役のサチ・パーカーさんはとても良かったです。
 話の流れの上で、とても良かった登場人物は郵便屋さんです。この方の明るさが、映画に華を添える感じです(おじさんなのですが…)。
 大好きな言葉も原作通りに聞くことができましたし、ラストでは分かっていても涙があふれました。というか、冒頭から泣きそうになり、2時間ずっとハンカチは手放せませんでした。

 本当に素敵な映画でした。原作もぜひお試し下さい。






Last updated  2008.07.13 22:25:22
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2007.12.25
カテゴリ:映画
 昨日、映画『魍魎の匣』を観てきました。
 いやはや、残念ながら、ツッコミどころが満載でした。面白い場面もあるのですが、これはなんとも…。
 ざっくばらんに書いていきたいと思いますので、これから映画を観たいと思っておられる方は、ご注意ください。
 念のため、文字色は反転させておきます。

<反転>まず、原作を読んでいないと意味が分からないと思います。読んでいても、なんとも唐突な印象を受けることばかりでしたので…。
 クライマックスのシーンで、京極堂さんが、この匣に関わった全員の魍魎を落とさなくてはいけなくなった、という趣旨の発現をしていますが、その伏線というかきっかけはほとんどなかったように思います。冒頭シーンとの関係で、榎木津さんがそれに該当するのは分かるのですが、関口さんもそんなに壊れていないですし、原作ではこれは木場さんの事件でしたが、そんな印象も薄くなり―でも中途半端にその要素が残っていて―、なんともちぐはぐな感じがしました。
 関口さんもさっぱりしすぎで、ちょっと残念でした。『姑獲鳥前の夏』の方のが良かったように思います。
 同じく関口さん関連で。御筺さまをやっつけに行くシーンで、関口さんが亀山と呼ばれるのですが、映画では本当にこれが唐突で、まったく亀山と名乗る必然性がないんですね。御亀様が出てこなかったのですから…。
 それに、御筺さまをやっつけるシーンは、原作では大好きなシーンの一つなのですが、憑き物落としのぞくぞく感があまり感じられなかったのです。こちらも、映画『姑獲鳥前の夏』の憑き物落としの方がだんぜんぞくぞくしたように思います。謎解き(?)シーンでは、ほとんど伏線もなくいろんな事実が列挙されますし。だから、この映画は謎解きミステリとして観てはわけが分からないかと思います。
 関口さんがさっぱりしすぎなら、榎木津さんがまともすぎるのも物足りない感じがしました。普通にかっこよい人になってしまっていたように思います。榎木津さんは、普段のエキセントリックさが、いざというときのかっこよさを際だたせるのですから…。
 いつになく残念な部分を指摘してしまいましたが、これは観る前にそれなりに期待を持っていたせいもあるかと思います。

 といって、面白いシーンもいくつかありました。考えてみれば、原作とは異なる設定の部分に面白いシーンがありました。
 一つは、冒頭の榎木津さんと久保さんのやりとり。ぐっときました。
 もう一つ、榎木津さんと久保さんが対決するシーン。ほとんどやられかけた榎木津さんを、両腕両脚を切られた頼子さんが助けるのですが、榎木津さんを救ってからそのそばで絶命した頼子さんの頭にそっと手をやる榎木津さんの姿には、涙ぐんでしまいました。このシーンが、映画で一番面白かったです。
 そして、内容どうこうとは別ですが、美馬坂研究所の外観がかっこよかったです。

 …こうして思い出しながら感想を書いてみると、京極堂さんメインのシーンでは、あまりぞくぞくしなかったんだなぁとあらためて思います。

 ところで、ユーモアたっぷりというか、どこかコメディ風な仕上がりになっているのが、この映画の特徴といえるでしょうか。木場さんが映画を観ながらアクションしたり。「亀山歯ブラシ」などもそうですね。個人的には、この映画でのそうしたコメディ風のシーンはあまり好みではなく…。面白いシーンでは割と笑う方だとは思うのですが…。こちらも多少残念でした。
(ここまで)

 映画を観ながら、そういえば、原作自体がとても映像的に読める作品だなぁなどと考えてしまいました…。






Last updated  2007.12.25 21:48:23
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2007.01.26
カテゴリ:映画
久々の書き込みです。まずは挨拶ですが、修士論文が受理されました(研究室同期に感謝します)。これでやっと一息つけるので、しばらく少しのんびり過ごしながら、未読の本を読んでいきたいと思っています。

   *   *   *

さて、昨日は映画「犬神家の一族」を観てきました。私は、横溝さんの作品が大好きで多く読んでいるのですが、本作品の原作はそれほど…と思っていました。一家の遺産相続をめぐる血みどろの事件…。舞台があまりに固定されているのが、当時(高校生か中学生)の私にはあまりぱっとしなかっただと思っています。
ところがところが、映画はけっこう面白かったです。石坂さんが金田一さんを演じるのを観るのは私にははじめてなのですが、金田一さんの雰囲気がよく出ていたと思います。若い俳優さんよりも、原作でイメージする金田一さんに近いですね。

以下、簡単に内容紹介を。
犬神家の当主が亡くなり、母親を異にするその三人の娘の子供たちが遺産相続に大きな役割を果たします。その当主は、犬神家の人間ではないけれどつながりの深い珠世が、三人の孫のうち誰かを選んだ場合、全財産を彼女に相続させるという遺言を遺していたのでした。
彼らそれぞれの三人の母親、その家族は、自分たちに相続権がないことに憤りつつ、それならば自分の子供と珠世が結婚すればいい、と思うのでした。
珠世が選ぶべき相手は、佐清、佐武、佐智の三人のうち一人。しかし、佐清は、戦争で顔にひどい傷を負ったということで、仮面をかぶっていました。それが、本物の佐清なのか、ということが問題になっている最中、佐武が殺されます。菊人形の首と、佐武の死体の首がすげかえられるという、陰惨な事件が起こりました。
その中、佐清の指紋を調べると、間違いなく佐清の指紋であるという結果がでます。しかし、事件は続きます。佐智が、絞殺されます。発見時、その首には琴糸がまきつけられていました。
菊、琴。これは、犬神家に伝わる家宝、斧琴菊(よき・こと・きく)になぞらえられた連続殺人だと思われました。そして、佐清は、斧で頭を割られ、湖に逆さに浮かべられていたのでした…。

…軽く不本意な部分の残る内容紹介ですが、やむをえないですね。原作の、「すけきよ」を逆さにして、足だけ湖から出しているから、「よき」という見立てが、映画では説明されていなかったのが残念でした。湖もそう浅くはないでしょうに、どうやってあの状態を保つのかも気になりますが、やっぱり分かりませんでした。…などと言いつつ、スプラッタなシーンは目をスクリーンからそらしていた私です(苦笑)

以下、ネタばれを含むので、文字色を変えておきます。
金田一さんが、重要容疑者と思われた人物の無実を証明するシーンと、その後その人物が慟哭するところは、ぐっときました。金田一さんかっこいいなぁと思ったシーンです。
私は横溝さんの作品が大好きで、金田一さんが登場する作品はほぼ全て読んでいると思うのですが(ジュヴナイルものの中には、未読の作品もあります)、その中で感じるのは、金田一さんの優しさです。もちろん、疑うときには様々な可能性を検討しつつ人を疑うわけですが、それでも、真犯人に対しても優しさがうかがえると思うのです。そんな金田一さんの優しさがうまく表現されているなぁと思いました。
同じく金田一さんに関するネタでは、ラストシーンに感動しました。金田一さんを見送る、ささやかなお茶会を開くことになるのですが、主がちょっと目を離したすきに、金田一さんはこっそり帰って行きます。その後、お茶会に参加する方々が集まってくるのですが、あれ、金田一さんがいない、となるのですね。集まった中には、金田一さんがとまっていたホテルの女中さんもいるのですが、彼女は、金田一さんがおいしかったと言っていた卵をおみやげにと持ってきていたのです。その他、花束を持ってきている方もいたり。なんというか、もう、感無量でした。
追記ですが、猿蔵さんがかっこよかったです。






Last updated  2007.01.26 18:12:20
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2006.01.05
カテゴリ:映画
昨日、楽しみにしていた映画「ポビーとディンガン」を観にいってきました。
原作がとても面白かったので、映画化されると聞いたときには嬉しかったものです(原作の感想はこちらです)。
あらすじはほとんど原作と同じなので、特にふれないことにします。
以下、原作と映画の違った点について、多少ネタばれしますので文字色を変えます。
まず、原作では裁判のシーンは映画版ほどなかったように思います(まったくなかったような…。原作にあたりなおしていません、すみません)。ですが、アシュモルの父、レックスの弁護士がずいぶんかっこよかったです。ケリーアンの空想の友達、ポビーとディンガンの存在を、少なくとも二人はケリーアンにとっては現実の存在だったことを認める町の人々。観るのも涙をこらえながらでした。
それから、ケリーアンが亡くならなかったことです。あるいは、ポビーとディンガンのお葬式の後は、ケリーアンは登場しなかった(はずです)ので、暗に示されていたのかもしれませんが。ただ、原作で、ケリーアンが亡くなり、もともとポビーとディンガンという、目に見えない、空想の存在を否定していたアシュモルが、他人がなんと言おうとケリーアンはいるんだ、と言っているのが、とても良かったのです。ケリーアンにとっての二人、アシュモルにとってのケリーアンが、そのようにだぶっていく様子がとても感動的だったのですが、映画では、オパールを追い求めるという夢とだぶらせているだけで、ちょっと物足りない感じがしました。
アシュモルやレックスへの町の人々のいやがらせには、胸が痛みました。レックスの家の近くに放火されたシーン、レックスの乱闘、アシュモルの自転車への悪意あるいたずら…。どれもショッキングなものでした(原作はもう少し優しい感じだったので)。
反転ここまで。

アシュモル役もケリーアン役もぴったり、と感じました。アシュモルはかっこいいし、ケリーアンはかわいいし。さらにお父さんはかっこいいしお母さんはセクシーだし。「姑獲鳥の夏」は役者さんにいろいろ違和感を感じながら観たのですが、この作品は役者さんにもすんなりはいることができて、よかったです。






Last updated  2006.01.05 17:28:25
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2005.09.28
カテゴリ:映画
映画「薔薇の名前」をビデオで観ました。
ウンベルト・エーコの同名の小説が原作です。原作もとても読みたいのですが、私の知る限りハードカバーでしか出ておらず、しかも厚いので、なかなか手が出せないでいます。映画も数年間観たいと思いつづけながら、結局観てこなかったのですが、観る機会ができたので。
原作を読んでいないのと、今日はじめて観たために、背景やらなんやらわかっていない部分があるのですが、簡単なあらすじを。
14世紀初頭。北イタリアのとあるベネディクト会修道院(6世紀初頭に成立した修道会則に従う修道会で、祈り、瞑想を主な職務とする伝統的な修道会です)に、フランシスコ会士(こちらは、清貧を重視し、托鉢して説教することを主な職務とする、いわゆる托鉢修道会の一派です)であるバルカヴィルのウィリアムとその弟子アドソが訪れます。
二人が訪れる直前、その修道院で、一人の修道士が塔から落ちて死んでいました。男が飛び降りたはずの場所の窓は閉じられており、単なる事故とは思えない状況で、修道院に住む人々はおそれを感じていました。また、その修道院には悪魔が住んでいるという者たちもいて…。
ある修道士が、ウィリアムに、事件の捜査を依頼します。第一の死の謎を追っているとき、第二の死が起こります。こちらは、明らかに殺人でした。
さらに、殺人が続きます。ウィリアムはアドソとともに事件の解明につとめるのですが、捜査も妨害されるようになります。真犯人は、また殺人の動機は?

…と、本作は中世修道院を舞台にしたミステリです。謎解きも鮮やかでとても興味深かったのですが、私の中で、登場人物の顔と名前と役職がなかなか一致しなかったので、よくわからない部分もありました。やっぱり原作読みたいです。
私は中世ヨーロッパ(特に専門としているのは、12世紀末から13世紀半ばまでのフランスです)の、キリスト教関係のことを勉強しているのですが、この映画は中世修道院の雰囲気をつかむのに良いのでぜひ観なさい、と少なくとも5年前には紹介されていたのです。なるほど、あんな感じだったのか、とまた一つ勉強になりました。なにしろヨーロッパに行ったことがないし、映画もほとんど観ないしで、視覚的なイメージがあんまりないのです…。
ベネディクト会修道士は、また黒衣修道士と言われていました。同じくベネディクト会則を守る修道会のシトー会は、白衣修道士と呼ばれますが、とまれ、この映画の修道士たちは黒い服を着ています。また、フランシスコ会士は灰色修道士(訳語は不適切かも知れません)と呼ばれているのですが、映画の中でもちゃんと(?)灰色の服を着ていました。
「笑い」に関する議論は非常に興味深かったです。すらすらと聖書など、過去の「権威」を引用して議論をする二人(ウィリアムの方が優勢ですが)。ウィリアムかっこいいです!
中世ヨーロッパにはまだ姓が確立していませんから、どこそこのだれそれと呼ぶのが一般的でした。ウィリアムは、バスカヴィルのウィリアムですね。バスカヴィルといえば、コナン・ドイルの作品に『バスカヴィル家の犬』というのがあります。…未読ですが。脱線しました。ともあれ、「権威」を使った議論を映像で見ることができて、なんだか感動しました。
感動したといえば、アドソがある罪を犯したあと、ウィリアムに懺悔するシーンもよかったです。
終盤にさしかかると、異端審問官が登場します。その名前がベルナール・ギーと聞いて、びっくりしました。かなり有名な人です。現在自宅なので、手元に資料がないため、コメントは控えますが…。

とにもかくにも、面白かったです。でもよく分からなかった部分もあり…。本なら、自分が理解できるまでゆっくり読むことができますが、映画は待ってくれないので、やっぱり原作が読みたいです。でもあの厚さ…。難しいらしいですし。大丈夫かな…。
とまれ。映画「薔薇の名前」も観る機会があったのですから、小説を読む機会も、いつかくるでしょう。それまで、手持ちで未読の小説も読んでいかなきゃ…。






Last updated  2005.09.28 21:58:18
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2005.09.25
カテゴリ:映画
映画「ルパン」を観ました。
私はモーリス・ルブランの作品は一冊も読んだことがない(はず)なので、背景など、まったく知らないままに観ました。この映画に関する情報も全くもたないままにみましたので、ここではあらすじも書こうと思います。
アルセーヌ・ルパンは、ボクシングを教えている父親に、幼い頃からボクシング(むしろ格闘技?)を習っていました。ところが、父親には殺人などの容疑がかけられており、警察に追われる身でした。ある日、ボクシングの練習中、警察がやってきて、父親はうまく逃げます。…ところが、数日後、ルパンが母親とともにそれまで住んでいた家を去ることになったとき、顔面をひどくつぶされた死体が発見されました。発見現場に偶然居合わせた母子。死体は、アルセーヌの父親がしていた指輪をつけていました。
15年後(でしたか)。アルセーヌは、決して殺人をおかさない泥棒として、動き始めていました。いとこクラリスとの恋、殺人を平気でおかす泥棒ジョゼフィーヌとの協力、恋愛(と呼べるのでしょうか)…。
有名な修道院にある三つの十字架をそろえたとき、財宝のありかが明らかになる。というので、物語は、三つの十字架の争奪戦、財宝探し、という方向に展開していきます。それでも、アルセーヌ・ルパンの周囲を取り巻く人間模様、環境といったところの描写が丁寧で(といいつつ、人間関係が理解できない部分がありましたが…)、心打たれる部分は多々ありました。

フランス映画(しかも字幕!)を観るのは初めてかと思います。テンション上がりました。同時に、もっとフランス語聞き取れるようになりたいな、とあらためて思いました。話もできませんが。辞書をひきひきなんとか読める程度。まだまだ誤読も多いし、訓練していかなきゃいけないですね。

ラストがいまいちうまく分からなかったのですが(他にもいろいろ分からない部分はありましたが)、結局何度かうるんで、感動もあったので、良かったです。
それにしても、なにより原作を「読みたい」と思いました。「読む」場合、自分のコンディションや理解度によって読むペースが自由にできますが、映画やドラマはこちらの理解を待ってくれません。ルブランの作品がそのまま原作なら読んでみたいですし(というか、ルブランを読みたいと思ったということは、そのまま私のこの映画に対する評価が高かったということかと思います)、それと別になにかもとになる作品があるなら、読んでみたいです。

先月も映画館に観にいきましたが、他の映画のCMが案外面白いですね。「リンダ・リンダ・リンダ」なんて、たぶん今日はじめてそういう映画があることを知り、ブルー・ハーツにさして興味もない私は、「へぇ~、こんな映画があるんだ」と思った程度なのですが、CMをみると、面白そう、と思いましたし、「恋する神父」は観たいとさえ思いました。でも韓国映画なのですね。韓国映画だからといって嫌がる理由はないですし、いやでもないですが、巷は韓国ブームのようですし、流行に踊らされるみたいなのにちょっと抵抗が…。それに機会がないと映画を観にいきませんし、レンタル・ビデオも借りに行きませんから、たぶん観ないような気がしています。観るかな…。でもお金…。






Last updated  2005.09.25 23:13:51
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2005.08.06
カテゴリ:映画
昨夜のことになりますが、映画「姑獲鳥の夏」を観てきました。
21:20からの上映だったので、帰宅は日付が変わってから。なので、今日の日付で日記をつけることにします。「最近観た映画」というテーマで記事を書くのははじめてです。
そもそも、自ら進んで映画を観に行ったのは、中学生の頃以来のような気がします。高校生の頃に観たっけ…。勝手が分からないので、一人で行っていたら戸惑ってしまったかもしれません。
さて、本題に入ります。普段の本の紹介にも共通することですが、先入観なく映画を観たい方は、読まない方がよいかもしれません。そもそも、そういう方はこういったサイトで情報を得ようとはなさらないと思いますが…。
まずはキャストから。。
榎木津さん…。たしかに、原作でも、一作目は割と普通の人なんですが、もっと普通の人に見えてしまいました。阿部寛さんはかっこよくて割と好きなのですが、原作の榎木津さんの声は、私のイメージでは高いのです。
私は普段テレビも映画も殆ど観ないので、堤さんのことはよく知りません。憑き物落としのシーンはとてもかっこよかったです。
同じく、永瀬さんのことも知りませんでした。原作の関口さんが眼鏡をかけていらっしゃるのか、という点は気になりましたが、そこは監督の裁量でしょう。性格描写はうまかったと思います。
田中麗奈さんが出演されていたのは嬉しかったですね。
宮迫さんは、無骨な感じが、木場さんっぽくてよかったです。

さて、内容の方。
眩暈坂の描写は、おっ、うまいな、と思いました。なんだか、こちらまでふらふらするような感覚を覚えました。ただ、原作では七~八分目あたりで眩暈を起こすという描写だったと思うのですが、坂が短かったですね…。でも、セットで作ったと聞いて、納得しました。
全体的に、ミステリというよりは、ホラーだと感じながら観ました(一時、この部分に誤字があるままアップしていました。訂正します)。都合三回は原作を読んでいるわけで、オチは見えているわけですが、それでも楽しめました。小説より、映像化された方が、生々しくて怖いです。文字なら、AがBを刺した、で終わりですが、映像ではその光景を見なければなりません。苦手なんだな、ということを再認識しました。
ラストの方、久遠寺家に起こることですが…。ん?んっ?と思いながら観て、終わった後に一緒に行った方に確認したのですが、やはり映画のオリジナルだったようです。映画オリジナルといえば、猫目堂もそうですね。『絡新婦の理』で登場するはずなので。少なくとも、『姑獲鳥の夏』では登場しないはずです。
京極夏彦さんも出演されていましたし(と書きつつ、私には誰だったのか分かりませんでした…。あとで教えてもらいましたが。ずいぶんぽっちゃりされたような…)。
さて。私も一緒に行った方も京極夏彦さんの作品はほぼカバーしているので、原作を踏まえた上でトークができましたが、原作を読んでない方に、話の流れが分かるのかなぁ、とちょっと思いました。原作がずいぶん端折られていますし…。
細かい点を挙げていけばいろいろありますが、原作とは別物ととらえたときには、「うまいな、すごいな」と思ったところも多々あります。紙芝居。突然場面が変わって木場さんが樹林の中にいるシーン(ここはぞっとしました)。憑き物落としのシーンでの菊乃さんの反応。文章なら淡々と読めるのですが、感情が伝わってくる映像だと怖いです。

なんだかだらだらとした感想になってしまいました…。

蛇足ですが、映画予告編が面白かったです。「容疑者…」(名前うろ覚えなのですみません)、「ノロイ」(でしたか。アンガールズが出演されるホラー映画)。この二つは面白そうだなぁ、と思いました。後者は怖すぎますが。前者は観ながら泣きそうですし。

昨日は本も買ったので、別の記事で紹介します。






Last updated  2005.08.06 11:03:47
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