ソウルイーター#51(最終話)「合言葉は勇気!」感想
鬼神の元にたどり着いたマカとソウル。退魔の波長で鬼神を倒すことができるのか!?「合言葉は勇気!」あらすじは公式からです。倒れ果てた仲間たち。頼りにすべき大人たちもおらず、そこには自分と相棒、そして真の姿を現した神クラスの化物のみ。それでも彼女は立ち向かう、たとえすべての切り札が覆され、腕ごと武器を吹き飛ばされ、あらゆる恐怖に襲われようとも。――「鬼神阿修羅、お前の魂いただくよ!」果たしてマカたちの運命は?そして世界の行く末は??*******************************一年間、楽しかったです!原作は未読なのでアニメ・オンリーの感想になりますがテンションが下がらず、ずっと成長を続ける主人公と武器、職人の皆さんを追いかけることができました!鬼神と対峙するマカとソウル。「鬼神・阿修羅、お前の魂、いただくよ!!!」振るえが止まって、冷静になったマカ!ソウルは変形して魂の共鳴!!!しかし、鬼神のまとっている包帯が攻撃を仕掛けてくる!叩きつけられるマカ!ソウルの呼びかけに応えて何とか復活、頼りにするのは退魔の波長で打ち込む「鬼神狩り!!!」しかし、あっけなく阿修羅はその刃を割ってしまう!「狂気は不浄のものか?」鬼神の言葉にマカ「クソッタレ!」「汚い言葉・・・お仕置きが必要だよ。」口からの光線で一閃!!!人型で庇うソウル!!!マカの感情の隅々までを言葉にして挙げ、それも狂気だと言う阿修羅。特に痛みは!狂気の結界を見守る死武専の皆さん。マカの頼みの力は退魔の波長というけれど一人だけ違う、と言う人物がいた・・・クロナ!!! 痛みなんてどうということはない。ソウルを傷付けてしまった時、ブラック☆スターを理解せず傷付けてしまった時・・・「あの時の痛みに比べばなんてこと無い!」もう一発、攻撃が来た!今度はソウルを守るマカ。倒れたマカ・・・決着が付いたと背を向けた阿修羅はただならぬ気配を背後に感じる・・・マカ、武器化!!!職人の血が覚醒、あるいは武器の血を引く者が職人に?!阿修羅、どっちでもいいけどウザイー意識を飛ばして無意識に武器化して攻撃をしている。種を読み取り、不確定要素を消した自分には恐怖は無い!マカを捕らえ、その刃が己が身を貫こうとも。マカに逆に痛みを与え、恐怖を実感させる阿修羅!我に返り、絶叫するマカ!!!痛々しいですーーー!!!でもグロいのもこのアニメの持ち味よね!「もう倒す術は無い。」そういう鬼神にはっきりとマカの言葉が聞こえた。「清々した!」退魔の波長じゃない、マカの凄いところは・・・クロナ「もっと別の・・・このへんにあるんだ。」ハートに宿る勇気!「マカには恐怖と戦う勇気がある!」クロナ、分かってる!!!もちろん、何とか意識を取り戻したブラック☆スターもキッドも!理解不能でパニックに陥る鬼神!「何なんだよ、何者なんだよ、お前!!!」「かゆいところに手が届かない感じ・・・お前ら全員消してやる!!!」何を言われようと皆を信じる気持ち・・・「アンタには関係ない!」と言われ、駄々っ子のようになった鬼神が笑える!(元々、大きな子供でしたけどね!)「意味、分かんねーよ!!!」ワカラナイ・・・?武器のバジュラが取れた!!!ワカラナイ=コワイ!震えだした阿修羅に向って走るマカ!足場を崩されようと、狂気は必ず復活すると言われ様と関係ない!「そんなことは知るかーーー!!!「」パンチ!!!想定内!とマカをバカにして顔を修復しようとする阿修羅にヒビが入った!!!ただのパンチ、拳に込めた思いは・・・誰でも持ってる。「じゃあ、狂気と同じだな。」光となって消滅する阿修羅。天を覆っていた雲は晴れ、青い空に無数の魂が漂っている。マカを心配するクロナを励ますパパ・デスサイズ。ソウル「やっぱりすげーな!」ソウルを心配して声を掛けるキッド。鬼神は倒れた、でも人間がいて負の感情がある限り鬼神は生まれてくる。キッドの言葉を明るく笑い飛ばすマカがいた。「大丈夫よ。」「勇気は皆のここにある!」「合言葉は勇気」ということでどんなに倒されても、恐怖に支配されても負けないマカがいました!一年間を費やして成長したマカだからこそ、ですね!最初は優等生で枠を出られなくて、ブラック☆スターと上手くチームを組むこともできなかった。それが自分にやっと心を開いてくれたクロナをずっと友達だと信じるようになって、信頼関係を深めて。黒血を越えるまでになった!そして鬼神。鬼神を倒したのは形に無い不確定な「勇気」。それは皆を信じ、信じられる関係があって持てるもの。マカだけでなくブラック☆スター、キッドの成長もきちんと描かれ、そして何よりもソウルとの信頼がマカを支えてくれました。マカ一人で倒してしまったのは少し強引かな?「武器と職人」、これがこの作品の魅力でもあると思うのでちょっぴり残念。サブ・キャラの皆さんのキャラ立ちも申し分なかったです。デスサイズ’Sの皆さん、特にマカのパパ,デスサイズ、カッコイイのに女好きでヘタレで。先輩後輩の関係でコンビを組んでいたシュタイン博士も紆余曲折あって狂気と好奇心という紙一重の感情を上手く表現してくれました。天才武器のジャスティンはもっとバトルを見たかったですー!「部屋のスミス」が好きだったクロナも自分の中にしっかりと信じるものができましたしね。そして死神様。緊張感の無い態度と物言いが妙に安心感をくれました!最後は復活してくれて良かったです!まとめると一年間、絵のクォリティが落ちずに良く動いてくれました。DVD1巻のイベントDVDで声優の皆さんが「良く動く絵に負けない演技をしたい。」とおっしゃっていたのを思い出しました。最後の鬼神に向うマカのパンチの場面も素晴らしかったです!何よりも1期OPが神でした!世界観、イメージを統一した描き方・・・背景もキャラも見事にマッチしていて同じ時期にやっていたアニメを全部、これくらいのクォリティで!と思わされましたからねえ。それから随所にギャグやお遊びを入れて楽しませてくれたスタッフのセンスに脱帽です!エクスカリバーでは言いたくない言葉だけど思いっきり「ウザイ」・・・を堪能させてもらいました。脚本もオリジナルに入ってから多少の緩みはありましたがオリジナルできっちり締めてくれて納得のEDです。アラクネが思い切りかませ犬だったのには驚きましたけどね。最後に声優さん。マカの千明ちゃんは最後まで素人臭さは抜けませんでしたが(ごめーん!)、逆にこなれた声優さんでもどうかなと思うところです。それを補って余りある脚本と絵だったと思いますし。他の声優さんにも助けられて、良いデビュー作になったのでは、と思います。マモは個人的に一番好きなトーンで大満足♪最終回には出ませんでしたがミフネの津田さんにも思い切り転がらせていただきました♪古川さんの美形&狂気のキャラ声には脱帽するしかないですー♪後は何と言っても「ブァカめ!!!」こやぴー!!!五十嵐監督、大和屋さん、本当に楽しかったです!時間があればぜひ原作もチャレンジしたいです。THE BEST OF SOUL EATER(初回限定CD+DVD)ソウルイーター オリジナルサウンドトラック 2