クラニオバッチ
午前午後、おふたりの縁ある方へ、クラニオセイクラルを。 どちらの方も、ここ最近(だったり昔からだったり)めまいを持っている。 Nさんは明るく、ひとの心の動きを繊細にキャッチされる方。 長い間の腰痛やヘルニア、そして頸椎の違和感をずっと感じている。 最初に背面を軽くほぐしてから、クラニオへ。 背中はがんばりのきくオークを感じさせる張り感。 (オークというのは、 バッチフラワーのタイプでいうところの、 倒れてもまだ頑張り続けようとする、ちょっと頑固なまでの頑張り屋さん) 仙骨、胸郭上口、サイドから頸椎1,2番と後頭骨、フェイスライン(顎ですね)、 眼球、側頭骨、サザーランドホールド、後頭骨、 それから仙骨をもう一度。 バイタリティの強さを感じさせるタイドモーション(満ちて引く縦の波)、最初重かった仙骨が少しずつ可動して、Nさんは、足先にぐじゅぐじゅとしたエネルギーが回っていると伝えてくれた。 右の頸椎、後頭骨の辺りのエネルギーが、とても厚みのある重いモティリティを感じて、Nさんの頭も右にぐ~っと傾いていく。 右肩に痛みが上がってきて、頸椎も重だるい感覚。 初回、2回目は少しだるさの方が勝ることもままあるのだけれど、ぎゅっと奥へ奥へと圧縮され続けた(イメージね)ストレスへのアプローチは、少しずつ、少しずつリリースできればいい。 だるさを感じているNさんに、バッチフラワーの説明をして、気になるレメディをチェックしてもらった。 みんなあてはまるわ~、なんて言いつつも、アグリモニー、セントーリーを選択。 このふたつのレメディをぱっと択んでしまえる人生の厚みに敬意を覚えるわたし。 周りからは言いたいことを言っているように見えるけれど、言いたいことの10分の1しか言ってないのよね~、と。 他にクラブアップルなどのレメディも加えて、了解を得て、バッチのボトルを作る。 クラニオを継続する意志のある方には、バッチのボトルも合わせて飲んでいただくことにしている。 クラニオはエネルギーワーク。 古い、停滞しているエネルギーをリリースして、本来持っているエネルギーのリズムを取り戻す。 それはバッチも一緒。 しばらくは変化のただ中にあるから、フラワーエッセンスでより浄化力を高め、それから変化に適応できるように、お守りのようにバッチを使う。 どうもわたしのところにいらっしゃる方は頑張り屋さんが少なくないのだけれど(苦笑)、自分のからだのいま表現している感覚、痛みであろうと恐れであろうと、そしてよろこびも、十分に感じてみる。 押さえ込むのではなく、あぁどうにかして出したいのね、くらいな俯瞰のスタンスで。 そして、労ってあげる。 痛みを、そう、あらま、随分無理してきたのね、お疲れさまってね。 痛みや緊張を否定するのではなく、労って、受けとめてあげる。 そこから、新しい扉をあけるのだ。 木曜は、クラニオフェイスの予定。 顔面の神経を学んだことによって、エサレンのフェイスとクラニオのアプローチを融合することってできるかも、と妄想が始まって、ちょっとやってみようと思っている。 あぁ、こんなにわくわくするような、想像できる変化も想像できない変化もあるクラニオやエサレンやバッチって、 最高のうつくしい遊びだわ!