RADWIMPS
たまたまRADWIMPSに少しハマっていてもうそれはベタに前前前世のキャッチーさに完全に騙されて聴き始めてしまい、有心論でなんか別の意味で騙されてさらにハマってしまいマニフェストで我に返ってる所です。簡単に説明すると音楽の流れで歌詞がすっ飛んでるとすごくいい曲なんですが「どんな歌詞なんだろ?」と確認すると・・・。あれ?最初の感動からじわじわ冷静になり「・・・何かうまく言えないけど何かこの人の歌詞色々おかしい」となり始めてます。一番「アレ?」と思ったのが「君があまりにも綺麗に泣くから 僕は思わず横で笑ったよ」です。これ、メロディーに流されてさらりと聴くと「いい曲ね」なんですが状況を思い浮かべた時「彼女が泣いてるのを横で笑って見てる男の姿」これ女目線で見ると「自分が泣いてるのに笑ってる彼」に対して醒めると思うんですよ。でもあんまりにも彼が楽しそうに笑うので彼女もつられて笑ってしまうわけです。それでとりあえず最大の危機は乗り越えたかと思ったら彼は君が笑ってるのが嬉しくて自分が泣いてしまうのです。情緒不安定にもほどがあるだろう。そんなわけで彼はまあ、また地雷踏んだんでしょうね。もう今は彼女はいません。でもこの歌詞のすごい所は別れて君が傍にいなくて悲しいよ(意訳)をややどうかしてしまった勢いで歌詞ツメツメで語ってきます。途中はもうラップかな?ってくらいの勢いです。更にどうしても君がいないので遂に自分の心に気付きます。そこを開くと君がいました。心に君がいて「明日も生きてそして変わらないままでいて」と言うのです。思わず冷静に思うのですが恋人を「肉眼で見える愛 地上で唯一出会える神様」とまで言い切るその気持ちが確かに胸を打つんですが「感動はしたんだけど何か歌詞のテンションがおかしい・・・」という気持ちに嘘はつけないです。そんなもやもやした気持ちでほかの歌詞をチェックしたりしたらすごく腑に落ちる感想を書いてる音楽系のライターさんがいました。曰く「彼の歌詞は恋愛でべろべろに酔っぱらちゃった状態のテンションをそのまま書いてるような感じがする」的な感じでした。だからややどうかしてて理性的じゃない状態なんですよね。「マニフェスト」はMVの結末がすべての人の突っ込みですね。私だったら絶対一票入れません。地元に国道作るレベルより自己都合のみなマニフェストだ。一つだけ本当に誤解のないように書いて置きますが有心論の歌詞は素直にスゴイと思います。時間があれば一行づつ突っ込みを入れたいレベルです。そのくらいぐっとくる曲です。本当は野田さんが出てるドラマについて書こうとしたら導入が本文になってしまいました。ドラマの話は別のジャンルにしときます。