しょぼい喫茶店の本/池田達也著
ふといつもはあまり寄らない本屋に久しぶりに行った。その本屋は土地柄かビジネス書が一番目立つ場所に置いてあるようなタイプの本屋だ。なので私が行っても欲しいなと思う本が相当少ない。落合陽一さんの本を探したい時に寄るくらいの本屋だ。ひょっとしたら何か面白い本あるかも?くらいのノリでざっと雑誌コーナーの辺りを見てふと顔を上げた位置にこの本があった。しょぼい喫茶店の本 [ 池田達也 ]何か分からないけど異常に惹かれた。軽く手に取って最初の数行を読んだら先が気になった。久しぶりに風呂じゃなく帰りの電車でさっそく読み始めました。何か素直に良かったねって思える話だった。しょぼい喫茶店は実在する店名で店長が考えた末にたどり着いた場所だ。何かそこに行けて良かったねと思った。因みにNHKの72Hでレンタル何もしない人がやっているのを再放送で観てこの人の本も読んだ。〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。 スペックゼロでお金と仕事と人間関係をめぐって考えたこと [ レンタルなんもしない人 ]レンタルさんはなんもしない自分を実費の交通費だけで貸すのだ。その発想、逆さに振っても出てこないです。正味、彼は何もしない。でも簡単な受け答えはしてくれるらしい。結構不思議なサービスだ。