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水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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カテゴリ:家族の肖像
最近、偶然の一致がよく起こる。

この“意味のある”偶然の一致をシンクロニシティと言う。 

スイスの心理学者ユングが、世界で初めてこう名づけて論文を発表。

「共時性原理」“意味のある偶然の一致”は、

生物、鉱物を含めた「集団的無意識」のなせる結果とした。


考えてみると、手相や亀甲占いや星占いは、すべて、

未来の出来事が、それらと一致していると言うのだから、

この「シンクロニシティ」の原理で成り立っていると言える。




さて、霧が峰の素晴らしい鷲ヶ峰ヒュッテで、

ある夜、山好きな男三人が、たまたま集っていた。

出身を語ったら、なんと3人とも「清瀬の秋津出身者」だった。

日本中の地名の数からして確率的には、決してありえない!


つぎはたわいもないことだけど、

夜中、ふと目覚めて眠れない時があった。

長く電池を入れずに止まっていた時計が気になって

電池を入れて時刻を合わせようとしたら、

止まった時計の針が指していた時間とぴったり同じ!

合わせる必要がなかった!

この時計は、そんな意図を持っていたのか。

再開の時間を、止まった時間と同じにするように

タイミング良く、怠惰な持ち主を叩き起こしたよう。

分まで一致するなんて、やはり確率的にはありえない!



さて近くの清瀬の源氏蛍の見ごろが今日6月8日。

平家蛍の見ごろが、7月7日。

前者は、僕の誕生日。

後者は、がんで亡くなったかみさんの命日。


今日は、遺影を持って蛍を見に行ってきます。



絵は、むかしむかし描いた山登りが好きなお嬢さん。

じっと見つめると、恥ずかしそうにうつむいていた。

この絵が描きあがって数日後に

プロポーズしました。

「奥津温泉のそばに櫃が仙と言う静かな山があるんだけど。

ふたりだけで、山に登らない?」

「はい、お願いします。」


09100061.JPG


後日談

シャイなお嬢さんも、子供が生まれると、

「たくましく」なるもんです。

子供二人と6年通った剣道は、いつしか剣道二段。

一緒に通ったテニスは朝日レーディース岡山代表。


家族の中で最も元気で、最も長生きしそうに見えたのに・・・。



廊下でたまたますれ違って、絵のモデルに誘わなかったら

ふたりは、別の人生を歩んだはず。

人生は多くの「シンクロニシティ」の連鎖なのかもしれない。









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Last updated  2006/06/09 08:37:34 AM
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