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テーマ:表現者、集まれ~(263)
カテゴリ:水彩画紀行
まずは妙高高原の笹ヶ峰牧場で野営した。 初秋の高原は夏の喧騒が過ぎて静寂が戻っていた。 白樺の林の中にテントは、私のひとつだけ。 豪華な秋の光彩を一人占めして、 森の王様になったような気分。 夕暮れの草原は静かで、自分のガスバーナーの音が聴こえるだけ。 小さな鍋にシャオエッセンのソーセージと豚肉を放り込み、 バーベキューがジュージューと焼ける頃、 コシヒカリの鍋からも白い湯気が立ってきた。 蝶々は黄色い花の蜜をたっぷり吸ってご満悦。 私も高原の冷水で冷やした缶ビールを飲んでご満悦。 笹ヶ峰牧場を一周するトレッキングルートは素敵な白樺樹林。 白樺の木々は青空を背景にすると一層映えるよう。 山を越えた黒姫高原の童話館の奥には、 こんな澄んだ池を巡るルートがあった。 秋が深まれば、これが紅に染まるだろう。 妙高高原も黒姫高原も画題は無尽蔵。 秋には、もっと色彩豊かになるのは確か。 紅葉の頃の再訪を楽しみにしています。 水彩画「黒姫高原」 水彩クレヨン画 「草原の白樺」 これは、東京から日帰りで行ける日光戦場ヶ原、 広い小田代が原湿原に一本だけ立っている白樺。 「草原の貴婦人」と呼ばれています。 この絵には、隠し味のような秘密があります。 青や緑一色の絵の場合、単調にならぬように 反対色のピンクや橙色等をほんの少し加えること。 新たな色の響きあいが生まれるようです。 アート部門のプログランキングに参加中。 現在4位。クリックして応援してくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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