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テーマ:絵が好きな人!?(4327)
カテゴリ:水彩画紀行
川を下る舟みな、ここに至れば、 今来た方へ別れを惜しむが如く、 舟は木の葉のように舞い、 舳先は川上の信濃へ向かふと。 今は昔、天龍の里に美しい乙女住まいし。 思いを誓う人あるも、三河の国に召されて旅立つ。 耐え難い別れの悲しみを振り切らんと、 互いに交わせし御守袋を、この淵へ投じければ、 みるみる水中に渦湧き立ちて、船頭必死に舵取りするも、 舟は、まったく先へ進むことかなわず。 やむなく、里に戻りし乙女は、やがて愛しき人と めでたく夫婦となりえて、親に孝を尽くしたりと。 村人、ひたむきな乙女の愛、天に届きしことを愛でて、 この美しき淵を「信濃恋し」と名付く。 個展を開いたログハウスは、この「信濃恋し」のすぐそば。 (俊介の、坊さんのような本名が、ここでばれてしまいました) 丸太を積み重ねた、美しい内装の自然な風合いのログハウス。 「房総のお花畑」と「棚田」の油絵2点、「スペイン巡礼路」の水彩画3点、 「裸婦デッサン」のパステル画2点、「パリジェンヌ」他世界中の 似顔絵数点、それに「秋のブランコ」他のクレヨン画、 占めて17点をログハウスいっぱいの壁面に展示しました。 来年1月20日まで展示しています。よかったらご覧下さい。 飯田線為栗(してぐり)駅で下車して吊橋を渡り、 美しい「信濃恋し」の渓流を歩けばログハウスまで10分程です。 ハンサムな南信州新聞の記者の方に、取材を受けました。 到着したその夜、なんと天龍村の村長さんが見に来られた! 早速、似顔絵のモデルになっていただき、謝礼までいただきました。 村長になると、選挙にかかったお金をとりもどそうと、 公共投資を行う首長がほとんど。それで市町村の借金が増える。 「わしは、そう言うことは、やらん」と、 信念をもった惚れ惚れする気骨のある方でした。 日本を借金王国にした自民党の亡国議員どもと、 霞ヶ関の時代遅れの「過去官僚ども」に爪の垢を煎じて飲ませたい! 中日新聞にも個展の記事が載って、いろんな方と出会えました。 鹿鍋に集い来て似顔絵を描きし天龍村の方々。 左から三番目は、天龍村の温泉「お浄めの湯」の支配人。 右端の方がログハウスの美味しい料理担当のバードさんの奥方。 スペイン巡礼路を歩いたターボさん(左端)も中津川より駆けつけ、 バードさんの仲間がたくさんやってこられて絵を片手に記念撮影。 これから絵を学びたいからと油絵を持参してこられた方も。 これは、その方のお孫さん。不登校などとは無縁の 生きる喜びにあふれたお嬢さんでした。 デザイン・アート部門のプログランキング参加中。 クリックしてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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