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テーマ:絵が好きな人!?(4327)
カテゴリ:水彩画紀行
房総半島の突端には、美味しい民宿や 由緒ある宿がたくさんあると知って、 春の海に陽光が反射する日にスケッチ旅行。 題して「房総グルメ紀行」 まずは、鳩山首相の広大な別荘跡に立った館山の「松庵」 古い由緒ある建物を期待したが、建物はなくなっていた。 関東大震災で消失した東京の本宅用に解体移設したもよう。 黒松林を吹き抜ける風に枝々がいっせいにざわめき、 風の音と松の音が渾然一体となって生まれるのが「松籟」。 季節、樹齢によって微妙に違う松籟はまさに千変万化。 そんな松籟が楽しめる風情ある別荘跡地でした。 その夜は、炭火焼の山海の食材とてんぷら刺身が 食べきれないほど、楽しめました。 次は、雑誌でも良く紹介されている 海の幸豊富な、お花畑千倉の民宿「萬兵衛」 金目鯛の刺身と鷹の羽鯛の煮付けが美味しかった。 更に伊勢海老、あわび、烏賊、海老の味噌鍋・・・! 料理の主は、この話好きのおばあさん。 ご主人は、なんと銀座英国屋の仕立師だった。 昔、魚がたくさん捕れた頃は、 羽振りが良かった漁師さん相手に 背広を仕立てて良い商売だったとか。 房総めぐりで、皆が立ち寄るのが浅井慎平の「海岸美術館」 しかし、僕はがっかり!海岸とは名ばかりの山奥。 高い入場料の「美術館?」の割に展示している写真が少ない。 展示している写真も、いまいち感心しなかった。 写真の対象物は良いが、写真はいいのがない。 多分、いずれ自分の「アトリエ」にしたい建物の 費用を経費で浮かすための「美術館」ではないのかな。 自分の格好良い写真を大地喜和子と向かい合わせたり。 言わば、浅井慎平の「ひとりよがり」の美術館。 房総めぐりで面白かったのは、南房総の丸山町が、町おこしに 本場英国の大工に作らせた、本物そっくりのシェークスピアの生家。 「風車とローズマリーの里」の中にある。 父親のジョンは商人で裕福な家庭環境であったとか、 昔の裕福な英国の生活が垣間見れた。 シェークスピアは、18歳で、8歳年上の女性と結婚。 すでに長女を身籠っていて、出来ちゃった婚! でもとても幸せな結構だったようで、、 これがシェークスピア夫婦の寝台、とても小さい! 上半身は立てたまま寝たとか。ほんとかなあ? さて、今日の絵は、房総の港風景。 皆さんは、知っていますか? 日が傾いて、黄昏まぢかになると、 海の面は、不思議な輝きを始める。 ほろびの前の束の間の命のように。 このブログが気に入ったら、クリックしてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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