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テーマ:絵が好きな人!?(4327)
カテゴリ:水彩画紀行
今は昔、長崎の西彼杵半島に一人の青年がいた。 東京の料亭の女将がその熱意にほだされた。 料亭を訪れる東京の著名な実業家に熱意を吐露。 美しいオランダの森と湖を実物大に復元したい。 やがて、その夢は、巨大な構想にふくらんでいった。 それが、この「ハウステンボス(森の家)」とか。 ここは、環境技術の学会で一度訪れていたが、 故郷の中学校の同窓会があるというので、それを兼ねて再訪。 海上の長崎空港から快速艇は一路「オランダの森と湖」へ。 初秋の海面は、夏を惜しむように輝いていた。 船は、帆船が停泊する「オランダの港」へ到着。 誘拐されて目隠しされて着いたら、 これが日本とは気づかないだろうと思う程。 帆船も建物も、現物そっくりを目指したとか。 レンガの隙間が数ミリ違う! と難癖つけたオランダ技師の意見で、 一式作り変えたほどの精巧な街の復元だった。 まがい物のない夢の再現だけに、本当に美しい。 まずは、風雅な遊覧船に乗って運河を巡った。 水辺の風景は、水上から眺めるとなお美しい。 水と建物がおりなす光と影。 運河巡りは、夜になると幻想的に変身した。 一日、絵を描いたり、木陰で憩ったり。 海辺のテラスでの、今日の一枚。 ビールに酔いながら、のんびり描いた。 このプログが気に入ったらクリックしてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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