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カテゴリ:描く歓び
長い間、とりつかれていたものから解き放たれて自由になった。
誰でも、そんな体験があるのではないか。 最初の体験は、岡本太郎の「今日の芸術」だった。 昔はどこの家にも、床の間があり、掛け軸の書などがあった。 皆がありがたいものと言うが、何が書かれているか誰も知らない。 太郎は、自分が認識出来ないものは石ころと同じで無意味なものだと。 そんな無意味なものを多くの人が理解出来ぬのに有難がってると。 この本を読んで、初めて自信を持って自分の足で歩き始めた。 水彩画 「西洋人形」 最近、二度目の転機が訪れた。絵を描くと言うことは、対象の形や色に 囚われず、対象から得た感動をきっかけに、より響きのある高みまで、 どれほど自由自在に好きなように描けるかと言うこと。 ピカソの前例があるものの自分がどうしたら出来るか方向が定まらなかった。 それが、ようやく出来るような気がしてきた。そうしたら、猛然と 創作意欲が湧いてきた。今までたちふさがっていた壁が無くなった。 いろんなものを違った角度から描いてみたい! 自由に描くと言うことが、とても楽しい。 油絵 「小さなピエロ人形」 デザイン・アート部門のプログランキング。 気に入ったらクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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