うさぎの絵
うさぎ・・・誰か描いてくれないかな。(ぼそっ)と、言うつぶやきに、つい反応してしまった私。「すんちゃんに描いてもらいましょうか? 描いてくれないかもしれないけど・・・(^^;」その日から、それとなく「すんちゃ~ん、うさぎの絵を描いてくれないかなぁ~」と、言い続けていたのですが、ぜんぜん描いてくれなくて・・・。ちょうどその日は、横にこーたんが居ました。「こーたんが描いてあげるよ(にっこり)」ママ「こーたん、ありがとう(ハート)」と言ったものの、これまでこーたんが描いてきた絵が頭に浮かぶ母。そう、こーたんはの絵は、「これは何?」と聞くか、描いているときに「これは、亀だよぉ~~」と言ってる言葉を聞かねば多分だれにも それが何かはわからない 絵・・・なのです。う~ん。と、うなりつつも こーたんの前に葉書を置いて母「こーたん、これに描いて欲しいんだけど・・・」こ「こんな小さいのには描けないから、紙持ってくる♪」母「そ・・・そうだね。小さいよね。」そしてこーたんは、ウサギの本を持ってきて 気合いを入れた。こ「よし。うさぎをかくからね!」うんうん。おおきな体とふわりと丸いしっぽと耳が(一つ)ある!へ~~~~。今までの絵と違うわ。そして、こーたんが言った。「色も塗ろうね」ぬりぬりぬりぬり・・・。「あ・・・バッタみたいなうさぎになった・・・」そしてさらにこーたんは言った。「こーたん、ぞうさんが描きたいな~」そして、こーたんは、ぞうさんを描いた。何も見ないで描いたのに、形になってる!鼻が心持ち長くて太くて。そしてさらに、にんじん と、 おいも。にんじんとおいも(じゃがいも)は切り取られなんかリアルな感じに仕上がりました。う~む。この一瞬の絵の変わり様はなんだったのだろう。そして、数日後。こーたんの工作作品もちびっと変わってきました。段ボールにトイレットペーパーの芯とかをくっつけていろんな物を作っていたのですが、その日は、「そのものをそのまま」くっつけるだけでなく、丸い紙皿を少し小さめに丸く切ってそれを「タイヤ」として段ボールにくっつけさらに、トイレットペーパーの芯は前中央にくっつけられ、みごと すんちゃんが遊んでいる戦車のラジコンみたいになっていました。うさぎの絵から、何かが変わったのだろうか・・・。