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テーマ:DVD映画鑑賞(14194)
カテゴリ:映画
「デビル」(1997)を観ました。
監督:アラン・J・パクラ 出演:ハリソン・フォード、ブラッド・ピット 、 マーガレット・コリン、ルーベン・ブラデス、トリート・ウィリアムズ <内容> 8歳の時にIRAシンパだった父を眼前で殺されたフランシス・マグワイヤーはアイルランド独立運動に身を投じ、冷徹なテロリストに成長した。SI5(英国秘密調査局)に襲撃され、仲間の大半を失った彼はローリー・ディヴァニー(ブラッド・ピット)という偽名でNYに潜伏。IRAシンパであるフィッツシモンズ判事(ジョージ・ハーン)の手引きで、NY市警察官トム・オミーラ(ハリソン・フォード)の家に下宿する。トムは勤続24年、正義感に厚く真面目一筋に生きてきた男。優しい妻シェイラ(マーガレット・コリン)と3人の娘に囲まれ、幸せな生活を送っていた。トムはローリーを祖国から来た純朴な青年として、家族同様に迎える。だが、ローリーは同志ショーン(ポール・ローナン)と共に英国軍への大規模な反撃の機会をうかがい、武器と資金調達のために動いていた。マフィアの武器商人バーク(トリート・ウィリアムズ)と接触した彼は、スティンガー・ミサイルの大量購入の話をつける。そんなある日、ローリーはIRAの連絡係の美しい女性メーガン(ナターシャ・マケルホーン)と出会う。彼女はSI5に殺された同志の妹で、2人はたちまち恋に落ちた。一方、トムは相棒の警官ディアス(ルーベン・ブレイズ)が逃亡中の強盗を背後から射殺した事件で虚偽の証言をしまい、その良心の呵責に耐えられず、警官を辞める決意をする。そんな時、バークはミサイルを渡さずにローリーから金だけ奪おうと、オミーラ家を手下に襲わせた。そこへトムとシェイラが帰宅し、大乱闘になるが、何も盗まずに逃走した。不審に思ったトムはローリーの部屋を調べ、隠してあった大金を発見する。トムはローリーを問い詰めるが、決して口を割らなかった。トムはディアスと共に彼を逮捕するが連行中に隙を見て逃亡、その際にディアスは銃弾に倒れた。英国から来た捜査官からローリーの正体を聞かされたトムは、激しい怒りを覚える。一方、ショーンを殺されたローリーはバーク一味を倒し、ミサイルを手に入れた。トムはメーガンから居場所を聞き出し、ミサイルを積んで出航したローリーの改造船に飛び乗る。トムとローリーは互いに銃を構え、そしてローリーが倒れた。トムは、安らかに死んでいく彼の手を握った。 ハリソン・フォード、ブラッド・ピットの2大スター 共演の映画で、監督が「大統領の陰謀」などの社会派映画監督の アラン・J・パクラということで期待してみました。 話しの骨子はIRAの存在、そこにテロリストのローリーは 所属しており、反撃のチャンスのためニューヨークに潜伏する。 その潜伏先が警官のトムの家でそこでは家族団欒のなか、静かに 過ごしていました。 トムは真面目な警官、しかし、同僚の誤射事件の際、うその証言をし、 罪の意識にさいなまれ、辞職を決意するのでした。 ローリーは地対空ミサイルを手に入れようと帆走、闇組織、CIAなどから 狙われる状態。そして、トムがローリーの正体を知ると、他の組織に 渡すとローリーを待つのは死ということで、なんとしても逮捕に 持ち込みたいと考えるのでした。ここら、あたりは奇妙な男の友情と いったところでしょうか。 IRAのローリーの立場はテロではあるが、そこは自分たちの正義のため、 トムも自分の正義を貫いたため、もの悲しいラストになりました。 少し前の映画ですが、なかなかいい映画でした。 「デビル」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 19, 2009 03:37:36 PM
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