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カテゴリ:国内ドラマ
阪神・淡路大震災15年 特集ドラマ 「その街のこども」を観ました。
出演:森山未來,佐藤江梨子,津田寛治 “明日は震災の日か”と脳裏をかすめる勇治(森山未来)は、出張のため新幹線で広島に向かう途中、思わず新神戸で下車してしまう。そして、ホームで偶然知り合ったのが美夏(佐藤江梨子)だった。美夏は、三宮の東遊園地で行われる追悼の集いに行きたいが、決心がつかず怖いのだという。それぞれの思いを抱えながら、時間を忘れて語り合う二人。気付けば終電も過ぎ、勇治は「街を歩きたい」と言う美夏を、祖母の家まで送ることになる。 阪神・淡路大震災から15年、NHKで制作されたドラマです。 はなしは震災日の前日の16日夜から震災時間の17日の明け方までを 勇治と美夏の会話を中心に展開していきます。 最初は新幹線で広島に向かう途中、勇治は新神戸で下車します。 そして、ホームで美夏と偶然知り合います。 「逆ナンじゃないよ。」三宮への行き方を勇治にたづねると、 方向はいっしょとのことで、途中、喫茶店で話をするのでした。 その後は、居酒屋での会話、そこでは子供のころの震災のはなし。 勇治の親が震災直後、仕事の屋根屋で値段をふっかけて儲けたはなしを すると、美夏は怪訝そうに、「もう会うことないでしょう。」と。 2人の荷物はコインロッカーに預けてあり結局はロッカー前で再開、 祖母の家まで送ってほしいと美夏がもちかけるもしぶしぶの勇治でした。 祖母の家そして、美夏の子供のころの震災で亡くしたゆっちの家を訪ねます。 美夏は震災の街から、重い思い出のある神戸の街をはなれており、来る決心 がやっとついて今回やってきたとのこと。その友達のことが重くのっていたとのことです。 別れは追悼式のある東遊園地前、勇治はそこにいかず、美夏は参列しに 行きました。ここでドラマは終わりますが、ラストの式典のシーンは ドラマ放映の朝に実際の式典で撮影されたもの、出演の森山未來も佐藤江梨子も 震災体験者で会話もどこかリアリティがあったように感じました。 前の日に「神戸新聞の7日間」がフジで放映されましたが、 こちらの「その街のこども」は静かですがどこか訴えかけるところも感じられました。 いいドラマでした。 阪神・淡路大震災に学ぶ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 18, 2010 07:59:40 AM
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