不思議な事があるものだ
先日健診に行って、視力検査をした。知らない人はいないでしょう、こんなやつね。実はワタクシ筋金入りのド近眼なのです。黒板の文字が見えにくくなったのが小学校低学年、高学年には眼鏡デビュー、中学か高校でコンタクトレンズ、だいたい10代半ばで成長が止まると視力のほうもほぼ横ばいになるのですね、裸眼視力が0.08(0.1以下)、矯正視力(コンタクト装着)が0.8ぐらいでした。昨年はついにローガンの仲間入り、慌てて眼鏡屋さんにとんで行き、ローガンキョー作成。しかしですね、今年何と視力がアップしたのですよ、裸眼が0.1,コンタクトでは1.2,もちろんたかが2コンマくらいアップしただけですので、劇的に回りが見えるようになったということはありませんが、何せいいトシですよ、ローガン世代ですよ、今まで10代から長きにわたり低め安定だったのですよ、ほんとビックリした。そういえばあーでもない、こーでもないと作ったローガンキョーをただの一度も使った事がないのを思い出しました。さてこの1年、どんな変化があったかというと、食べるものはあまり変わっていないと思います、変わったのは環境です、引越しによって、回りの景色変わったものね。多摩川の向こうにお住みの方は川を越えると、視界が開けていく感じ、緑の占有率がどっと増えるのをご理解いただけると思います。コンクリートジャングル育ちの私は、遠くに見える手付かずの雑木林の色が季節ごとに微妙に変化していくさまを見るのが楽しみで、外に行くとボーっと遠くを見ていることが多かった事に遅ればせながら気付きました。ネットで「眼にいい生活」みたいのを検索すると、星を見るとか遠くを見るとかが効果があるなんてこと書いてありますものね、意外とヒントは身近にあるものですね。だんだん「寄る年波」で、今までまるで問題なしと思っていた体のあちこちにガタがきていると否応無に実感している今日この頃、目標は現状維持だったのが、改善と言う事も起こりうるのかあ、何か嬉しいと言うより不思議です。