凍りの梨

２０２４年　３０個目と３１個目のプラモ

エルエス製

１／７２スケール

九三式中間練習機

昨日（２０２４年７月３日）、ジャンク品を２機同時に組立開始です。

平成４年に廃業した、岐阜にあった模型メーカー　エルエスが

１９７３年に発売したキットです。

先月に組んだ

ネットオークションで入手の

お手付き状態のグンゼ・レベル製の１／７２スケール

ゼネラルダイナミックスＦ－１１１Ａ（Ｂ）

他いろいろジャンク品
に下の画像の状態で入っていたキットです。
このままでは、ただのゴミと認識される状態です。



もともとは、陸上機型と水上機型それぞれ１キット分だったと思われますが、水上機型のフロートの部品や風防の透明部品が１機分足りない状態で、更に、コックピットがプラ板等で追加工作中というものでした。
（余分な帆船の部品と思われるものも入っていました。）

一緒に１９７０年代のモデルアート第２９集(1969年8月号)に付属の図面も入っていました。
フロートを自作しようとしたのか、鉛筆書きのフロートのみの３面図もありました。




そのままでは陸上機型として１機分しか組めませんが、前作のバロムモデルの九三式水上中間練習機の余剰部品として陸上機型の足回りの部品があるので、

陸上機型２機として組みます。


最初に、追加加工中になっていたコックピットについて、


隔壁と操縦桿の足りない部品を自作して取り付けました。

座席はエルエスのキットを削って小さくして使いました。
下の画像は座席を削る前と後の状態です。


胴体に組み込んだ状態です。

垂直尾翼は、水上機型のものは陸上機型よりも面積増なので、これを陸上機型に併せて成形しました。
下の画像左が水上機型の水平尾翼です。


整形して同じ形にした状態です。


緊張線を貼る作業を楽にするため、先にガイド用の穴をピンバイスで開けておきました。


胴体に下部主翼と水平尾翼、垂直尾翼を取り付けました。

 

昨日の作業時間は１時間２０分です。