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カテゴリ:ルマン24h
6月水無月は、なんつってもル・マンだよねぇ。
F1カナダGPもあるけど、連戦のうちの1戦とオンリー一発勝負のル・マンじゃ、 レース自体の重みがちゃうねん。 たとえ「世界選手権」の冠がかかってない、いち地方のお祭イベントだとしても。 速さはなくとも、経験と知略でレースを制することが出来る醍醐味がまだ残ってる。 そのアタマを使う部分がカーメーカーのレースをやる存在理由であって 決して売上げシェア独占の戦略として参戦するもんでないと思うんだが、 どうもそこらへんをトヨタ・ホンダは履き違えてるな。 真摯にレースに取り組むならF1じゃなくてル・マンだろ? 狭い日本じゃ速さの追求じゃなくて耐久性の証明が売上げに繋がると思うけどね。 そう思ってた時代もあったわけで。 バブルの残滓がまだ残る90年代がまさに日本のル・マン黄金期。 帝王ポルシェ956/962Cに果敢に挑み、いつもうっちゃられてたけどね(笑) そんな中で、周囲の期待に反して大金星をあげたのがマツダ。 ![]() イクソ1/43 マツダ787B 1991ル・マン24h優勝車 #55 バイドラー/ハーバート/ガショー 今のところ(そして多分今後も)唯一、ル・マンを制した日本車。 しかもレシプロエンジン以外で初、カーボンブレーキ搭載車としても初ってことで いろいろ初づくしな787B。 レナウンチャージカラーはぶっ飛んでるが、造形的にはさして目立ったところもなく。 ロータリーエンジンなんて大したこっちゃないし、マツダだって大した戦績もないし 車両規制を緩めたってどうってことないよね?ってレース委員が考えたかどうか レシプロエンジン搭載車よりも200kgも軽い最低重量を武器に、レース序盤から 上位をキープし、先行するメルセデスのトラブルに乗じてトップを奪いそのままゴール。 ライバルを実力でねじ伏せたって勝ち方じゃないが、前に何かあったときに すぐにその座を奪える位置に居続けるってのも技のうち。 勝てば官軍、とも言うけど(笑) イクソは、緑とオレンジってビビッドなカラー(湘南カラーとも言うね)を デカールでうまく再現してるけど、アンテナがオーバースケールなところが画竜点睛。 幼児のパーツ飲み込みクレーム対策だろうけど、元々ゼンマイがついてるわけでもない ディスプレイ用ミニカーにそこまでのことが必要なんかねえ(-_-;) 昨日、整理してたミニカーは、ここ開設前に買い込んでたもんで ほとんど画像アップしてなくて、ニューカマーアイテムもなさそうだから ここしばらくはその辺をアップしていく予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.26 20:51:23
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