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カテゴリ:F1
黄昏の蜃気楼のようなアブダビGPが終わって、改革と波乱の09年F1もついに大団円。
開催決定からたいして時間のない中で、あれだけの設備を突貫で作っちまう中東オイルマネーは 石油枯渇で右肩下がりってハナシは何処吹く風よって感じで、やっぱスゲーな。 この先のF1サーカスは、こーゆー国を中心にやっていくのが正解だと思わせるに充分。 王者決定後の消化試合を消化試合にしなかった功績はFIAに大きな貸しに出来たんじゃね? 2年連続でガキのような駄々こねてFIAに借りを作ったどっかの国とは大違いだな。 もうペナルティでグランプリ開催権剥奪されちまえよ。 社会全体でクルマはノーっつってんだから、F1が来なくなっても無問題だろ? そんな最先端技術がありながら自動車後進国ってヘンテコな国のことはほっといて とにもかくにも09年の王者は、ジェンソン・バトンで決まり。 (相応しいかどうか甚だ疑問なところはあるけれどな) 昨年のハミ公に続いてイギリス人の戴冠ってことになるが、同一国別人が連続でってーのは 結構久し振りで珍しいことなんじゃないかね~? 大体イギリス人チャンプ自体がデーモン・ヒル以来のことでかなり久し振りなんだけど セミオールドファンには、イギリス人王者といやあ、獅子の魂にノミの心臓(笑)のこの人。 ミニチャンプス1/43 ウィリアムズ・ホンダFW10 #5 ナイジェル・マンセル レッドファイブ伝説の始まりである1985年のFW10は、本人にとっても 初優勝を記録した思い出のマシン(のはず)。 手負いの状態(背中の火傷)でのテストを根性でクリアして、ロータスのシートを確保 とはいえ実際はスポンサーの横槍で決まったシート(チームはセナと契約締結寸前だったが マンセルの契約金はJPS全額支払いでウッチャリ) デビュー数戦で入賞をはたすも、そこから鳴かず飛ばず。 結局、元々契約時点から折り合いのよくなかったロータスをクビになって心機一転の ウィリアムズでも表彰台にはなかなか届かず。 ところがシーズン終盤のスパで2位に入ってからなにか吹っ切れたのか、 次戦ブランズハッチの欧州GPで予選3位からまさかの優勝。 (デビュー72戦の初勝利は当時の最遅記録で、今のタイトルホルダーはバトン) これで勝ち方を覚えたのか南アフリカはキャラミをPPから2連勝。 翌年以降は表彰台の常連になりタイトル争いにまで絡む(つか争いの中心)ようになるんだから 「化ける」って恐ろしい(笑) でも、だからって戴冠まで7年もかかっちゃうのがマンセルのマンセルたる由縁。 なんかそーゆー積み重ねもバトンとイメージ重なるんだよね。 王者とったチームを即契約でモメるってとこも、王者になれたのはおめーの腕じゃなくて クルマのポテンシャルのおかげだろって揶揄されちゃうとこもね。 ってことは、バトンの今後は、まず契約でモメてあと坂を下る一方ってことになるな。 ま、守銭奴バトンのことはどーでもいーし、それよかミニカーミニカー、と。 ミニチャンプスのFW10は、そのブランズハッチ優勝車をモデル化。 なんか全体的にダボっと太くて、見た目重たそうなボディワークがダサかっこいい(^^) ワイドタイヤでワイドトレッドなのも、四肢が踏ん張って大出力ターボパワー支えてます 仕事してますを主張しててグッド。 こーゆーのを見てると、今のマシンってなんか無理矢理ダイエットで不健康そうにみえるよな。 来年は給油禁止だから、そうなると今よりも太めのマシンになるんかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.26 00:39:03
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