|
テーマ:猫のいる生活(136830)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ルーマニアって、私の印象は吸血鬼ドラキュラと古い話ですが、1976年のモントリオールオリンピックで体操競技史上初の「10点満点」を獲得し「白い妖精」と呼ばれたナディア・コマネチしかありません。
だいたいの位置は分かっているようで、ぢゃあ正確に地図でどこ?と問われても・・? ![]() ![]() 南西にセルビア、北西にハンガリー、北にウクライナ、北東にモルドバ、南にブルガリアがあり、東は黒海に面しています。 ![]() ずいぶん広い地域ですが、全ての市町村にルーマニア語とは別にハンガリー語の名前もあり、ドイツ人も移住したため、ドイツ語の名前を持つ市町村も多いそうです。 ![]() ![]() ヴラド3世のニックネームがたまたまドラキュラだったのです。 この人物はオスマン帝国からの侵略を守るために戦った英雄としてルーマニアでは評価されています。 ![]() ルーマニアはウィッチクラフト(魔女文化)が数世紀の歴史を持ってる珍しい地域なんです。 ![]() ほとんどの住民はロムニと呼ばれるルーマニア人です。 モンゴル系遊牧民だったマジャル人、つまりハンガリー人も少数居住してますが、そのほとんどはハンガリーとの領有権問題を抱えるトランシルヴァニアに居住しています。 ![]() ![]() 中世にはオスマン帝国の支配下にあったとされてるのに珍しいですね。 ルーマニアはハンガリー王国の一部になったり、かと思うとオスマン帝国の属国にされたり、他国に翻弄される状態が第1次大戦の終わる1918年まで続いた国です。 しかも第2次大戦が始まると、こんどはソ連に占領されて、国民は1989年のルーマニア革命で民主化されるまで泥炭の苦しみを味わったのですね。 ![]() 小麦はパンに加工されますが、トウモロコシは粗く挽いて粉にし、粥のように煮てから牛乳とバターを混ぜ込み「ママリガ」にして食べられます。 ママリガはルーマニアの主食として最も多用される料理で、小説「ドラキュラ」に登場するほどルーマニアの国民食と云えます。 ママリガはイタリアのポレンタやクロアチアのジュガンツィ、ハンガリーのプリスカに似た料理で、見かけは多少黄色味の強いマッシュポテトに似ています。 ![]() ![]() ![]() また、豚肉やソーセージとママリガを併せた「ママリガ・ク・オウ・オキ」と云う料理もあります。 ![]() ![]() ![]() ロールキャベツの一種ですが、ザワークラウトに似た酢漬けのキャベツで巻きます。 中に入れるのはお米入りの挽肉と刻みタマネギを混ぜ合わせて、ベーコンなどで風味だしを取ります。 ![]() ハーブを混ぜ込み、楕円形に成形します。 ルーマニアのビアガーデンの定番です。 ![]() ![]() これはトルコのパストゥルマが起源ですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 具の少ないスープはスパ。 具の多い煮込み料理に近いスープのことはトルコと同じで「チョルバ」と呼びます。 ふすまを発酵させて作る「ボルシュ」と云う調味料を入れて、酸味をつけるのが特徴です。 チョルバは中に入れる具によって「何々のチョルバ」と呼びます。 牛肉のチョルバは「チョルバ・デ・バクツァ」、鶏肉のチョルバは「チョルバ・デ・プイ」、牛のトライプ(胃)のチョルバは「チョルバ・デ・ブルタ」と呼びます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
題名のルーマニアを見て、ドラキュラとコマネチを思い浮かべたら、まさに出だしがそれでした!(笑)
ルーマニア料理って食べたことありませんね~。 でもなかなかおいしそうです。 具たくさんのチョルバ、いいですね~! (May 5, 2020 09:40:19 AM)
こんばんは
あたしも ルーマニア と言ったら コマネチ しか思い当たりません おいしそうな料理が多いですね (May 5, 2020 02:52:50 PM)
やっぱりお肉系統のメニューが多くなるんですね~
(May 5, 2020 05:16:53 PM)
世界ネコ歩きで、「ママリガ」を食べる猫がでてきたのを覚えています。
黄色だったので、こんなもの食べるのか~って。 トウモロコシだったのですね。 お肉系を食べる人は足が長くて、胴が短いなって思います。 コマネチもそうですね。 (May 5, 2020 08:49:09 PM)
ヨーロッパの国々、北欧も含めて
よく分かっていたつもりでも、東欧については 皆名前は知っていても場所については分からなかったですね。 今回紹介されたお料理の数々は どれも皆美味しそうですね(^o^)♫ (May 8, 2020 05:11:36 PM) |