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テーマ:猫のいる生活(136072)
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私は久しくツアーでの海外旅行をしていません。
最後のツアーで行ったのは何十年前かの香港旅行のときで、このときは家族同伴だったのでJTBのツアーに申し込みましたが、何から何までツアースケジュールに縛られるのがイヤで、このときも途中でツアーとは別行動になりましたね。 アメリカはツアーでなく個人旅行です。 近年は東南アジアしか行けなくなりましたが、ベトナムのホーチミンを除いて全部ひとり旅です。 ホーチミンに行ったときはヨメ同行でしたが、ヨメは2回目のホーチミン行き。 なんですが、1回目は一緒に行った友だちがベトナム到着と同時に熱中症になって、3泊のベトナム行きが3日間とも友だちの介護でホテルから一歩も出れずじまい。 その友だちと云うのは過去に何十回も韓国旅行してたけど、娘さんの旦那がお金持ちで、いつもCクラスの飛行機で、娘さんも同行。 韓国に頻繁に行ってたのに、韓国語を全く理解しないし、しようともしない人でしたから、どだい海外旅行に不向きだったんですね。 以前にもこのブログで海外旅行の注意点を述べましたが、ツアーで行った香港旅行では、同行してた新婚カップルが到着早々の昼食会場に行くエレベータ内でスリにパスポートから現金、トラベラーズチェックまで根こそぎ盗まれる事態に。 しかもご丁寧にトラベラーズチェックには確認用のサイン欄にまで事前サインしてたので、トラベラーズチェックの安全性が全部パァ~です。 エレベータに乗る前に、現地ガイドからスリに注意するよう云われてたのに、まったく無防備だったらしい。 今だったら最低限、ネットでその国の危険情報検索してから行かれるでしょうが、まだネットも普及してなかった時代です。 今では海外に行くと、クレジットカード決済とか、ほとんどはスマ決済が主ですね。 最近、台湾に行かれたブログのお友だちdanmama313さんの情報では、同じクレジットカードでもICチップの入ってないカードは使えるとこが少ないとか。 要するにタッチ決済ができるカードが必要なんですね。 スマ決済は海外ではもっと厄介ですが、これがないと買い物も飲食もできない国が多いです。 PayPay はダメですよ~ 訪日中国人は中国のアリババが展開する決済アプリ「Alipay(アリペイ)」がPayPay と提携しているので、PayPay 加盟店でAlipayを使うことができますが、逆の中国ではPayPay は使え無さそう。 と、云うかPayPayに限らず、日本のQRコード決済サービスはどれも海外で使うことはできないんです。 イチバン簡単なのは「ApplePay」を使うことです。 現在、50以上の国と地域で利用が可能です。 ApplePay だったら、クレジットカードとしても、電子マネーとしても使うことができます。 ただしiPhone を所有してるのが前提ですね。 さきほど述べました中国のAlipay、全世界で10億人を超えるユーザーがいるらしい。 外国人であっても、「Alipay Tour Pass」というサービスで、中国に口座がなくても利用できるようになってるらしい。 とは云っても、私は絶対に中国の決済サービスなんて使いたくないですけどね。 世界でもっともキャッシュレス化が進んでるのが韓国です。 なんとキャッシュレス普及率は96.4%! この国では「ZeroPay」や「Samsung Pay」「KakaoPay」などがあります。 その他の国でもキャッシュレス決済が日本より普及してる国がほとんどです。 しかしキリがないので、海外旅行される方はご自分で調べてください。 どっちにしても、ガラケーしか持ってない方は完全に圏外の時代です。 ぢゃあ現金は全く持たないでいいのかと云うと、それはダメですね。 海外の通信事情が日本並みにいいとは限らないし、第一スマホ決済だけに頼ってたら、万一スマホ落としたり盗まれたら万事休す。 10年間ひとり旅続けたニコール・ジョーダンと云う女性がFBで述べてますが、財布に入れた現金とは別に200$(約3万円)を別のとこに入れて持ち歩いてると。 これが大切なんです。 万一財布を落としたり盗まれても、緊急の対処ができる。 日本の青年がよくやる尻ポケッから飛び出したデカイ財布なんてのは論外ですね。 私はシカゴで路地を曲がったら黒人に囲まれて、そのとき2つのポケットに別々に現金を分けて入れてて、どっちか渡してカンベンしてもらおうとしてたら、たまたまパトカーが通りかかって事なきを得た経験ありますが、とにかく現金は分散させることです。 ニコール・ジョーダンの弁では、緊急用の現金は米ドルがいいと。 これまでの旅行を通して、米ドルが最も両替しやすい通貨だからです(納得)。 それとは別にジョーダンは旅行中、数千ドルの貯金を口座に用意してます。 コロナのパンデミックと政情不安のせいで、高額な緊急避難航空券を利用しなければならなかったことがあるからですと。 以前の私のブログで、カバンは必ず前にまわして、しかも手をそえて持つとか例え歩道を歩いてても、車道側にカバンを向けない(バイクによるひったくり防止のため)とか述べましたが、こんなことは何も東南アジアだけの話ではありません。 一歩、日本を出たらどの国でもアタリマエの注意です。 入ったカフェのテーブルにスマホ残したままトイレに行くなんてアホの極みですね。 ころが前述のニコール・ジョーダンはもっと切実な注意喚起してます。 だからこそ、10年も女性一人旅で事故もなく海外を巡れたのですね。 ジョーダン曰く、親しい友人や家族に旅行の計画を事前に話し、自分がどこに居るか折に触れて連絡するのですね。 日本でも海外からひとりで旅行してきた外国人女性が行方不明になって、その後遺体で発見されたなんて報道がありましたが、これをしておけば最低限の動向は家族もつかめる。 そして現地人であっても、同じ旅行者であっても、見知らぬ人に一人で旅行していることを決して云わないと。 誰かがスケジュールを尋ねてきたら、友人と会うつもりと話をでっちあげるのですね。 私の経験でも特に日本語で話しかけてくる現地人でロクなヤツは居ませんでした。 ジョーダンは続けて、旅行前にGoogle MapやApple Mapなどのオフラインマップをダウンロードておくと。 国よっては通信機能が貧弱で、常にネットアクセスが可能とは限らないからです。 それでオフラインでアクセスできるよう、地図をダウンロードしておくのですね。 そして道に迷ったときは、道路でスマホや地図を取り出さないとも。 そうした行為は「あぁ、この人は旅行者だなとフラグを立てられる」からです 。 自分と全く違う人種の国に行っても、現地在住の外国人を装うのですね。 特にiPhone は絶対道端で取り出して眺めたりしてはダメですよ~ 後進国ではiPhone =お金持ちのサインですから。 とにかく、こんなときは最寄りのカフェとかレストラン、ホテルのロビーや安全そうな場所に入ってから、携帯電話を取り出して確認することです。 そして歩き回るときは自信を持って見えるように努めているとジョーダンは述べています たとえ馴染みのない場所であっても、自信を持って見えるようにし、自己主張をするように努めますと。 「私は顎を上げて頭を高く保ちます」 「私は一定のペースで歩きます」 「私は誰とでも目を合わせるのを恐れません」と。 道に迷ったり混乱しているように見える場合は、その地域の出身でないことが一目瞭然なので、とにかく自信をもって行動(してるように見せかける)ことが重要なんですね。 ジョーダンはこう締めくくります。 「旅行中は自身の安全が最も重要です。何かがおかしいと感じたら、おそらくそうなのでしょう」 「不快な場合は、その状況からできるだけ早くスムーズに抜け出すためにできる限りのことをします。また自宅の友人や家族に最新情報を伝えます」と。 要するに決定的なのは自分の直感だと。 ジョーダンほどの注意してても、それでも、あぁ~この人は旅行者だなと現地の人は見抜くのがほとんどです。 日本に来ている外国人だって、旅行者か在日者か分かるように。 それでも、これくらいの注意は最低限しておいて、それで楽しい旅ができると云うものです。 キレイに着飾ってキョロキョロ上の空で旅行する日本の若い女性はジョーダンの注意に耳を傾けるべきですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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