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テーマ:猫のいる生活(136072)
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映画「座頭市」と云えば今は亡き勝新太郎の代表作。
勝の座頭市シリーズだけで26作品も作られてます。 勝亡き後、ビートたけしも座頭市を作ってますね。 2010年には香取慎吾主演の「座頭市 THE LAST」も公開されましたが、「THE LAST」と云う言葉と裏腹に、原作者 子母澤寛の著作権は2037年に切れるので、それ以後は誰でも勝手に座頭市映画を制作できます(笑) ベトナム戦争に派遣されてたアメリカ兵が迫撃砲の爆発で失明するも、ベトナム人に助けられて、盲目だけど他の感覚を使いこなす訓練を受けて剣の達人になる。 その帰還兵が旧友の息子と犯罪組織に誘拐された父親を探すと云うストーリーです。 敵は日本人の殺し屋を雇うのですが、それさえもやっつけると云う典型的なアクション映画ですな。 この作品は勝プロダクションから正式にOKもらって製作されたらしい。 では、ブラスト(blast)と云う会社が制作した座頭市をご存知でしょうか? タイトル「ZVP」としてYouTube に載せられてました。 ブラストはCGや特殊撮影からアミューズメントの制作まで行う日本の会社らしい。 そのブラストが制作した座頭市が奇想天外! メイキング動画観ると、ほとんどの風景、特殊メイクはCGだけでやってますね。 出演者は全員、知らない役者さんばかりです。 下の画像が冒頭のシーン。 よくある座頭市もののシーンと同じですね。 水戸黄門ぢゃあるまいし、なんでお供が町人姿?(笑) そして、いよいよ敵役の紹介。 が、どれもユニークな忍者たち。 そして、こんなのも登場します。 この謎のサムライが後半のメインキャストになる。 先ずは、ひもじい座頭市がお姫さまから おむすび貰って恩義に感じるのですな。 いきなり特殊忍者に襲われる一行。 しかし、お姫さまは使い手らしい。 間一髪で特殊忍者が放った手裏剣をかわすも、多勢に無勢。 危機一髪! いきなり画面が変わって、謎のサムライと対決する座頭市。 しかし、座頭市の仕込み杖が真っ二つに切られてしまう。 画面変わって、座頭市を見つめる謎のサムライの視線は... ひょっとして、これは...謎のサムライは...プレデターでした! とたんにタイトルが映し出されます。 今や座頭市は仕込み杖から「スターウォーズ」でお馴染み「ライトセーバー」に持ち替えて... 街道にはナゾのUFOが落ちてくるし... お姫さまは、「里見八犬伝」みたいにナゾの輝く玉を取り出し... かくして座頭市とプレデターの一騎打ちと云うストーリー。 なんですか、コレは!? お話はかなり乱暴だけど、奇想天外すぎて、逆にオモロイ。 しかし、原作者の子母澤寛家族や勝プロ、プレデター制作元20世紀フォックスの了解とりつけてるのかしら? なんかヤバそうなニオイしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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