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テーマ:猫のいる生活(136070)
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シンガポールのオーチャードロードの北東、シティホールの北側に「リトルインディア」つまり「インド人街」と呼ばれる地域があります。
タイのバンコクだとチャイナタウン近く、パフラット市場のすぐ隣に位置するのが「リトルインディア」。 こうした地域はお店を出す人がインド人なら、お客もインド人、並べられてる料理もインド料理、音楽もインド歌謡曲。 ニューヨークだと、マンハッタンのちょうど真ん中、ミッドタウンから南へ下ったとこに通称「カレーヒル(Curry Hill)」と呼ばれる「リトル・インディア」があります。 同じように中国人街(チャイナタウン)もニューヨークのマンハッタンにあるのが有名ですね。 シヴィック・センターの北にあって、私もここでご飯食べたことあります。 ここのチャイナタウンは、アジア以外のチャイナタウンとしては最大の約74,000人が暮らしています。 海外で帰化して暮らすのはインド人と中国人が圧倒的に多いでしょうね。 日本で帰化するのは1位が中国人、2位が韓国人、3位と4位がほぼ同数でベトナム人とフィリピン人です。 インド人は日本では比較的少なく12位に甘んじてます。 逆にアメリカで日本人街と云えば、ご存知ロサンゼルスのダウンタウンにある「リトルトーキョー (Little Tokyo)」。 シビックセンターの南東、1stストリートの南側にあって、日本料理店はもとより、日本のスーパーマーケット、銀行、旅行会社などが集まっており、ほとんどの店で日本語が通じるアメリカ最大の日本人街ですね。 この地域はチャイナタウンも含めて、地盤が軟弱で水はけが悪いため、低家賃の住宅地となり、主に貧しい移民が住むようになりました。 最初は黒人やアイルランド人、東欧出身のユダヤ人などが住んでいたのですが、そこに中国人、そしてイタリア移民が住み始めてチャイナタウンやリトルイタリーと呼ばれるようになったのですね。 アメリカ全土の民族居住区の歴史は、1800年代の大量移民にまで遡ることができます。 イタリアからの移民を含む移民は、故郷を模倣したコミュニティを作ることで、偏見やホームシックに対抗することができたのですね。 アメリカでは、ほとんどの移民が、最初 東海岸に上陸したため、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストンなどで独自のコミニュティーを構築し始めました。 イタリア移民は1800年代後半に単純労働者として大量に到着し始め、工業経済の活況を促進しました。 これらのイタリア人労働者のほとんどは、半封建的なイタリア南部から出てきた若者たちです。 イタリア移民のほぼ半数は最終的にはイタリアに戻ることになりますが、今日のイタリア系アメリカ人コミュニティはアメリカに残ることを決意した人々の子孫です。 彼らは家族を呼び寄せ、北部の都市やペンシルベニア州、オハイオ州の小さな工業都市にイタリア民族の飛び地を作りました。 しかし1950年代や60年代でも、イタリア人は偏見や否定的な固定観念に直面していました。 その多くはマフィアに関連したものです。 組織犯罪の被害に遭うことも多いイタリア系アメリカ人は、組織犯罪によって集団としての評判が傷つくことにもなっていたのです。 「ウォップ(Wop)」と云う言葉はイタリア系アメリカ人に対する侮蔑的な言葉なので間違っても使わないことです。 マサチューセッツのボストンでノースエンド地区と云えば、迷路のような小路が伸びる、古い街並みのリトル・イタリーです。 ここにはイタリア料理店、コーヒーハウス、パン屋、昔ながらの総菜屋が多く、特にハノーバー通り沿いに集中しています。 そんなノースエンド地区のイタリアン・レストラン「ガレリア・ウンベルト(Galleria Umberto)」は特に人気レストランらしい。 とにかく連日、列ができるくらい人気なので、先ず並ぶこと覚悟で行かなきゃならないらしい。 中にはチーズとトマトソースで煮たお肉とグリンピースが詰まってます。 カリフォルニア州サンディエゴのリトル・イタリーは、インディア・ストリート(India Street)と云うダウンタウン地区にあります。 通りに沿って、老舗のイタリアンレストラン、カフェ、イタリアの食材を扱うマーケットなどなど。 ここのファーマーズ・マーケット(メルカート)は毎週土曜日に開催され、シダーストリート(Ceder Street)の4ブロックがたくさんの人で賑わいます。 ニューヨークから始まったイタリア移民が、その後全米各地にちらばって、それぞれの街で独自のコミュニティーを作ったのは、他のユダヤ系移民やメキシコ系など中南米系移民、アジア系の移民たちと同じです。 最後にオハイオ州クリーブランドのリトル・イタリー。 クリーブランドのリトル・イタリーの特徴は、イタリア料理とともに、美術の中心地でもあることです。 頻繁に開催されるアートウォークに参加するか、マレーヒルロードやメイフィールドロードにある数多くのギャラリーを見れば分かります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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