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テーマ:洋楽(3290)
カテゴリ:ビートルズ
「Rubber Soul」のセッションで録音された曲だが、アルバムには未収録で、 「この曲、どこからどこまでがサビなの?」 「全部です」 ---とでも言いたくなるような完全無欠のポップソング。 それもそのはず、ジョンとポールの数少ない共作(Lennon-McCartneyというのは名義上のもので、実際は二人は別々に曲を作る事がほとんどだった)のひとつで、それぞれの作った曲の断片を合体させて一曲に仕上げている。 二人の個性や性格が浮き彫りになる出来になったのが興味深く、ポールの作った明るいAメロからジョンの作ったサビの部分で途端にマイナー調に変わる所が印象的で、「For Fussing And Fighting My Friend…」という部分でアコーディオンの音を交えたワルツ調になり、結構鬱な気分にさせてくれるジョンが素敵。 そしてまた明るいAメロに戻る曲構成は「いいよいいよ、どうせ俺なんか…」とうなだれてる所に「まあ元気出せや、明日きっといい事あるさワッハッハ」とポールが能天気な顔で慰めてくれる画が浮かんでき、とっても元気が出る…かどうかは微妙だ… ともあれ素晴らしい曲である事に違いはない。 ポム・スフレのホームページでは自作曲の公開や名盤CDレビューなどをやっています。 ぜひ遊びに来てください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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