|
テーマ:洋楽(3317)
カテゴリ:ビートルズ
![]() 「Rubber Soul」の3曲目に収録されており、ジョンの名曲「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」と「Nowhere Man」との狭間という配置がまた微妙だ。 この曲と「Girl」(ジョン作)の録音はアルバム発売の三週間前に行われているが、両曲ともアルバムの曲数合わせのために慌てて書かれたものらしく、演奏も2テイクで完了(終了?)させている。 「ジャッッ、ジャッ!」という、思わず「おっ」と思わせるイントロで始まるが、その後は割かし淡々とした歌と演奏で流れていく。 演奏の肝となるのはポールのピアノだが、歯切れの良いリズム・ギターも曲にアクセントを与えている。饒舌なベース・ラインも何気に滑らか。 メロディ自体は可もなく不可もないといった所だが、ふんだんにサービスされたコーラスによって曲に膨らみが増す。 メイン・ボーカルにまとわりつくウーララ・コーラスがとってもステキ ![]() 「You Won't See Me♪」というサビの魅力も、ジョン&ジョージの追っかけコーラスがあってこそのもの。 そういう意味では「Nowhere Man」と並んで、このアルバムでは最もビートルズらしいナンバーと言えるかも。 尻切れトンボ気味なフェイド・アウトも含めて、ポールらしい中庸さが妙にソソるナンバーであり、個人的には同アルバム収録の「Michelle」よりもよほど好きだったりするのだが、ポールのライヴでは未だに取り上げられていないのが残念。 まあライヴ映えするような曲じゃない事も確かだが^^ ポールらしい中庸さといえば、同アルバム収録の「I'm Looking Through You」も妙に好きなんだよなあ。 はあ…ポールって複雑…… っていうかオレが変わり者なだけか ![]() この曲をカバーしたブライアン・フェリー(1stソロに収録)もいいセンスしています。 「You Won't See Me」を聴くにはここをクリック! ※ポム・スフレのメインHPはこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ビートルズ] カテゴリの最新記事
|