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今日も何かあたらしいこと

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2008年04月06日
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ジョニー・ウィアーのライバルといえば、一歳年下のエヴァン・ライサチェックということになる。

なぜ、フィギュアスケートの世界には、ライバル対決という図式が多いのだろうか?

ヤグディンとプルシェンコ、高橋大輔と織田信成はもちろんのことだが、

ナンシー・ケリガンとトーニャ・ハーディングはあまりにひどい例だし、

日本国内に敵なしの浅田真央には、韓国からキム・ヨナが登場してきたりする。


ジョニーとライサチェックも、小さい頃から一緒に表彰台に上ってきたのだが、

ほとんどがジョニーのリードだったし、全米選手権で3連覇したのもジョニーだ。

ライサチェックはむしろ、ジョニーの後からあがってきた選手だ。

ライサチェックの演技は、ダイナミックでパワフルで、4回転-3回転のコンビも飛んだり、

ジョニーとは全然別の道を行っている…なのに、同じ氷の上で戦わなければならない。

それをマスコミがあおり、二人は否応なく、宿命のライバルにされてしまった。


昨シーズンの全米ではライサチェックが勝利し、3位に沈んだジョニーは号泣していた。

今期のジョニーは、タイトル奪還を目指してコーチも変え、怪我も乗り越えて強くなった。

フリーの最後では、自分の演技に感極まって、昨年とは別の涙を流していた。

その演技を見ていたライサチェックは、「これは、負けたかも…」という顔をしている。

しかし結果は、二人は同点となり、フリーの点数がよかったライサチェックが1位となった。

その後の記者会見でジョニーは、受けたばかりのシルバーのメダルをはずしていた。


…こんなにもドラマチックで、センセーショナルな二人を、マスコミがほおっておくわけもないし、

二人ともけっこう挑発に乗るようなことを言ったりしているのが、なんだかおかしい。

今回の世界選手権に、ライサチェックはけがのために出場できなかった。

もし、この試合にライサチェックがいたら…と想像してみたけれど、すぐに、

わたしが想像することなど許されない、真剣で厳しい、ぎりぎりの場所で、

二人とも闘っているのだ、と思いなおした。


今期の全米選手権で、ライサチェックがゴールド、ジョニーがシルバーメダルの表彰式。

ジョニーはいつも、他の選手がメダルを受けるときにも拍手しますが、

今回もちゃんと、ライサチェックに拍手を送っているのが泣けます雫

表彰






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Last updated  2008年04月06日 23時49分01秒
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