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すいません、カートリッジ音質について解説する前に、大事なことを言うのを忘れました(^_^;)

今回はカートリッジの周波数特性と出力電圧についてお話したいと思います。


●周波数特性●

カートリッジがレコードの溝をトレースして出力できる音の帯域です。
1kHz=1000Hzです。


例えば

ortofon Concorde DJの周波数特性は
20Hz~20kHzです。

ortofon Gold の周波数特性は
20Hz~25kHzです。

Goldの方が高域の再生能力が高いということになります。

※実際人間の耳で聞こえる帯域は20Hz~20kHzといわれていますが、個人差もありますし、どういう音質を聴くのか(ノイズのような倍音をふくんでいるか、サイン波のように倍音を含んでいないかなど)によって可聴範囲が変わってきますので一概にはいえません。


●出力電圧●

これはターンテーブルの音がDJミキサーに入ってくるのに、どのくらいの音量で入力されるかということで理解していただければよいかと思います。

ortofon Concorde Proの出力電圧が6mVに対して、
ortofon Concorde Q-bert の出力電圧は11mV。

つまり、DJセットの各ターンテーブルにConcorde ProConcorde Q-bertを取り付けた場合、DJミキサーの各チャンネルの音量を同じ設定にし、同じレコードを再生した場合、明らかにConcorde Q-bertで再生したレコードの音が大きいです。


ortofon Concorde PROを再生した場合のDJミキサーのレベルメーター

Concorde PROの場合


ortofon Concorde Q-bertを再生した場合のDJミキサーのレベルメーター

concorde Q-bertの場合

どちらも同じレコードでDJミキサーのつまみの設定も同じにしました。
ご覧のとおりConcorde Q-bertの方が出音が大きいことがわかります。

ですから、クラブなどで自分のDJプレイでConcorde Q-bertを使用する場合、
DJミキサーは前にプレイしたDJの設定になっているので、そのまま使用すると
DJミキサーのメーターがピークを超えてしまい、歪んだ音になったり、スピーカーを飛ばしてしまう恐れがありますので、DJミキサーのTRIMまたはGAINつまみで音量を調節しましょう。


また、出力電圧が大きいから良いというわけではありませんが、出力電圧の違いも音質に影響するのでDJする場合は2つのターンテーブルに同じカートリッジを取り付けることをオススメします。

それでは次回はやっと各種の音質の特徴についてお話したいと思います
(^_^)





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最終更新日  2006年02月04日 20時22分47秒
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