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April 10, 2021 コメント(3)
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全64件 (64件中 1-10件目) トルコ
カテゴリ:トルコ
ずっと気になりつつも、tryできなかったアイラン。 ヨーグルトのドリンクで「牛乳、飲もっ」のCMの様な大きいカップに出てくる。 カルピスよりもトロッとして見えてなんだかとてもおいしそうだった。
グランドバザールの中でもチャイを配達している人たちがいた。 私たちはレストランで$4くらいは払っているが、実際にはもっと安い物なのだろう。 外に出るとこれがまさしく日本人の思い描くトルコ人だ!という風情のおじさんが立っている。 やっと最終日にドンドルマアイスのおじさんに会えた!! ご一行様で彼を囲む。 ワゴンには2つバケツ大の穴があって、そこにアイスが入っている。 おじさんが棒をそこに差込み、クルクルとこねてから、持ち上げる。 極上の笑顔。 それからピザのパフォーマンスのようにどんどん振り回して伸ばしていく。 おじさんは、せっかく伸ばしたアイスをまた穴の中に入れた。 私を手招きしてアイスに刺さっている棒を握らせる。 にっこりと「Try」 アイスは実はとても硬くて冷蔵庫に入れた水飴くらいがちんがちん。 持ち上げるどころか棒をまわすこともできないし、引っこ抜くこともできない。 臼の中の御餅なんか全然メじゃないくらい硬い。 おじさん、よくこんなの振り回せるなー。
本当にモチモチしている。 ガイドさんも運転手さんもみんなでアイスを食べながらバスまで歩く。 なんか、おいしい! おいしいと言えば、ゴディバはトルコのウルケル(ネスレみたいな大きい食品会社)に買収された。 まぐろもトルコからやってくる。 知らず、知らずのうちにトルコは私たちの生活に入ってきている。
March 31, 2008
カテゴリ:トルコ
さて、気を取り直してボスポラス海峡クルーズ。 私たちを待っていたのはこの船。 コロンヤの匂いが立ち込める。 長距離バスでも出るという。 船内ではちょっとした小物が売られている。 携帯ストラップや、ネックレス、手書きのお皿たち。(キュタフヤ陶器)、チャイ。 ドルマバフチェ宮殿が見えてきた。 この宮殿はアルメニア人の設計による。 歴代スルタンは世界各国出身の母を持ち、イェニチェリ制度でキリスト教徒の中から優秀な者たちだけをイスラムに改宗させ、君主直属の軍隊を組織した。 純血主義、民族浄化主義などは全く存在しない、懐の深い歴史を持つ。 昔の城跡。 不思議に思ったことはありませんか? 七面鳥はアメリカ大陸が原産。 英国からの移民は合衆国で初めて七面鳥を見た時、それがホロホロ鳥だと勘違いした。 ホロホロ鳥はトルコ経由で欧州に輸入されていた為、"Turkey"の愛称で呼ばれていた。 だからアメリカでは七面鳥をTurkeyと言う。 ジャミィが見えてきた。 やっぱりこの景色と尖塔はとてもよく似合う。 波は殆どなく船に乗ってることを忘れそうだ。 やっぱり、今、イスタンブールにいるのだと思わせてくれるのは・・ 美しいこの景色。
March 30, 2008
カテゴリ:トルコ
グランドバザール。何故かこれだけで惹かれる。 自由時間は30分。 とりあえず、残りのトルコリラを使いきろうと思う。 (日本円、US$、Euro、ツアーで寄るところはたいてい使える) 5000円以上7000円以下と言ったところか。 何買う?パシュミナはホテルで買っちゃったし。 綺麗な陶器? なんかトルコっぽいもの。 ランプ!! 正面の門からすぐのお店で1つ$60と言われる。 「高い!」 「いくらで買いますか?」(日本語) $60ってことは今までの経験からして半額になるってこともありでしょ? 「$30」 少年は思いっきり顔をしかめて、 「あなたはケチです!!」(日本語) なに!!!!! なんで、トルコで、日本語で、こんな少年にケチと言われるのだ。 冗談じゃない。 立ち去ろうとすると背後から「$40! $35」と声が聞こえたが無視した。 絶対買わない! 迷わないようにmain streetからはずれないように歩く。 なかなか気に入った物が見つからないものだ。 15分が経過した時わりとセンスのいいランプばかりのお店にあたった。 ここで買わないと時間はないだろう。 小さすぎるとおもちゃのようだし、大きすぎるとごつくて可愛くない。 尖ったのもあれば、丸いのもある。 スーパーマリオのおじさんが中に電球を入れて見せてくれる。 明かりが入ると全然違う感じになる物だ。ほぅ。 「これいくらですか?」 「1つだと$60。2つ買えば$50」(英語) 「じゃ、同じ物を2つ」 「これは2つないよ」 「それじゃ、これにします。2つで$50でしょ?」 「トルコリラしか持ってないの。これが全部なの。」 紙幣も硬貨も手に乗せて見せる。 「ドルか日本円はないの?」 「スーツケースに入れたからないの」(嘘ばっかり) 母が「ドルもユーロも持ってるでしょ?私円もあるけど」と言う。 「ここにあるお金だけで買うから。スーツケースに入れたって言っちゃった」 おじさんは納得していない様子だったけれど、憮然としてokした。 「ちょっと待って。私と母はここでトイレに行きたいの。一人2トルコリラでしょ? だから4リラくれる?」おじさんの手から4リラを探す。 母が背後から「いいかげんにしなさい、やめなさい」と言っている。 「でもここでまたトイレでドルかユーロ出したら、またリラでおつりが来るでしょう」 おじさんは一人1リラのトイレがあるから2リラ返すと言ってくれた。 なんだよって顔だが安いトイレはここを行って、すぐの所にあるからと教えてくれた。
![]() グランドバザールの人たちは無愛想で値段交渉にはなかなか応じない。 日本人はせいぜいここに10-30分しかいられないのを彼らは知っている。 たいていの日本人は言い値でサッと買い物してバスに戻るのだろう。 main streetにあるお店の賃貸料は300万/月。 何をか言わんや。 ![]() おじさんの教えてくれたトイレに近づくと、視界に地面に何か妙な動きをする物体が入ってきた。 ん? むっ、むかで-----------! ! 生まれて初めてむかでを見た。すごく長い。 50-60cmくらい。 てっきり運動会のむかで競争のようにカクカクと動く物だと思っていた。 それは・・・・ 腸の繊毛運動のような、流れるような、液体のような動きだった。 トイレでこんなのに会ったら卒倒する! 結局おじさんからもぎり取った2リラはそのまま持ち帰りとなった。 ![]()
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March 29, 2008
カテゴリ:トルコ
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October 29, 2010 10:57:42 AM
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March 28, 2008
カテゴリ:トルコ
Haci Bekirを出て、ホテルに向かう。 隣のVakkoは不揃いの合板が無造作に貼り付けられていて、いくら改装中でもこれはなかろうという佇まい。 トプカプ宮殿のタイルやモチーフをそのままスカーフ柄にした物が見られた筈なのに。 姪たちにポシェットを買おう。 いろんな模様があって、それぞれ柄のどの部分があたってるかによって随分印象が変わる。 「これください!」 年配の女性に言うと、ひとつ$15だと言う。 あちこちの都市でみんなが買ってたのはそんなにしてない筈だ。 2つ買うから安くして欲しいと言ったら10個じゃないと値引きしないと言う。 10個って・・・ その女性(50代か60代)が他の客と話している間に、ニコニコと立っているお兄さんに「これください、いくらですか?」 「$15」 「2つ買うので1つ$10にしてください」 「いいよ」 いいの!?
「バイバーイ!」 お兄さんは・・・女性に何か聞かれて答えた後、物凄い剣幕で怒られていた。 女性は呆れたような憤慨したような目で私を見ている。 お金、払いましたから。 大都会とはこんなものなのかもしれない。 country sideでの人々はもっと優しい顔つきをしていたし、値切ったとしてもお金を払う時にはニコニコ顔になって、安全ピンにトルコ石もどきやナザールボンジュウのついたお土産をつけてくれる。 それはあまりに小さくて大人の私が頂いても、どうするんだって代物だけれど、「ぶどうがついたのをあげるよ、縁起がいいからね」「君は可愛いから2個あげる」(実のところはさっぱり可愛くない)などと言われるとやっぱり和むものだ。 街に住む人々はアザーンで起きる。 アザーンが聞こえないところにお住まいの方々は雄鶏で起きる。 この雄鶏は一羽11万円もして、朝のお祈りの時間5時に鳴く保証はない。 2-3日して鳴かないとわかれば、食べる。 そして次の雄鶏を買う。
真剣な顔で何かを叫びながら一方向に向かう集団というのは、かなり怖い。 タクシーはいなくなってる。歩くしかないか・・ それからホテルまでの10分はデモ行進と一緒だ。 ずっとびくびくしている私に母は平然と言った。 「私たち政治と関係ないでしょ?だから何もされない」
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May 6, 2008 01:55:41 PM
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March 27, 2008
カテゴリ:トルコ
トルコの人々はみんな勝手なところから、勝手なタイミングで2-3車線の道路を渡る。
パッケージはルーブル美術館にあるBekirを描いた絵。(コピーはトプカプ宮殿にある) 眉毛のつながったお兄さんから買ったロクムをキットカットとするなら、Bekirのロクムはノイハウス。
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May 6, 2008 01:40:55 PM
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March 26, 2008
カテゴリ:トルコ
そこは思ったよりもずっと大きくて近代的なショッピングセンターだった。 シンガポールのそれとそっくりなのだが、ひとつの違いは地下鉄から上がってくるときに厳重なセキュリティチェックを受ける。 ロンドンのHarrodsみたいに。 さて、まずは食料品売り場に行きたいなー。 なかなかスーパーが見つからない。 確か、カトさんは1階にあるって言ってた。 しかし、そもそも自分が何階にいるのかわかんなくなっている。 トルコの女性にスーパーマーケットはどこか聞いた。 とても親切にこの下をまっすぐ行って左側とエスカレーターに一緒に乗って言ってくれた。 おば様がたはぞろぞろと私のあとに続く。 「あっ、ここね!」 それが食料品じゃなくて電化製品のスーパーだ。 「上にあがって左側」 本当なの? ↓ ドライブインで私がこれを持って並んでいる時にご一行様が「それは何、それは何」と大騒ぎして、そのお店のドンドルマアイスの素を買占めた。 おば様たちは「ショックだわー」と言い合っている。 私、勧めてませんからー。 ↑ これがなんなのかわからなかった。 おじさんがパプリカだらけのひき肉のような物をこねていた。 そこでは焼いていない。 こちらはパン屋さん。 珍しい物が結構あるけれど、持って帰国できそうな物はなかなかない。 上の方の階には比較的安い飲食店が並ぶ。 わかっていた。母は満足していない。 外は暗くなって来たがまだ6時過ぎ。 トルコの銀座、イスティクラル通りに行かねばならない。
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May 6, 2008 01:30:29 PM
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March 25, 2008
カテゴリ:トルコ
その乗車券は・・・正確に言えばコインみたいなもので、そもそもトルコの硬貨に慣れていない日本人にとってはお金なのか地下鉄のコインなのか区別はつかない。 どこぞの国のように、乗車券を買わないで改札をジャンプして通り抜けるなんて人はいない。 動く歩道になっている。 思ったより深いところまで行きそう。 ホームの人たち。 何故か女性はいない。 結構普通な感じ。 中は硬い椅子。配置がおもしろい。 日本は布製の椅子だけど、外国では殆どこれなのは・・・ 汚したり、破ったりするのか・・・
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March 24, 2008
カテゴリ:トルコ
ドルマバフチェとは「埋めたてられた庭」を意味する。 帝位の間。その昔男性しか入れなかった。 ヴィクトリア女王から寄贈され世界最大級の巨大なシャンデリア。 バカラ製。750個の電球。4.5t ![]() オペラ座の怪人のシャンデリアより重厚だ。 ![]() この巨大シャンデリアの周りはこんな風な造り。 ![]() 一つ一つのパーツが緻密でエレガントでどこか可愛い。
こんな風なシャンパングラスがいくつもついているような感じ。 一つでも綺麗なのに、数え切れないくらいこんなのがついてるんだから。 ![]() 壁にはアラビア文字のカリグラフィー。かっこいい。 このシャンデリアも優美だった。 ![]() 奥にあるスタンドのガラスもピンク。 ![]() なんて美しいグラスだろう。 ![]() 陶磁器のコレクションも可愛い。 ![]() もっと、もっと綺麗な物をたくさん見た。 宮殿内はフラッシュ禁止なので黒っぽい写真ばかりになってしまって、紹介できるのはこの程度。残念。 イマドキ、たくさんの日本人が欧米にいるだろうに、そんなに珍しいのか。 それも、何故、トルコで日本人と写真に写りたいのか、私には謎である。 それでもnoと言えない日本人はにこやかに「チーズ」と言ったのだった。
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May 6, 2008 01:04:12 PM
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March 23, 2008
カテゴリ:トルコ
1890年 明治天皇を表敬訪問し帰途についたオスマン帝国のエルトゥールル号が熊野灘で暴風雨に遭い串本町の大島沖合で座礁・遭難する。 命がけで69名の乗組員を救出、239の遺体をひきあげた。 混乱の中言葉が通じない。 彼らはどこから来たのか? 万国旗ブックを差し出すと「トルコ」の旗を指した。 自分たちの食料すらままならぬ状態であった。 島民は非常用の鶏、卵、さつま芋を惜しみなく提供した。 今とは違う。おそらく、貧窮の中での生活だった筈だ。 新任のトルコ駐日大使は首相官邸の次に串本町を訪問する。 イラン、イラク戦争の時テヘランに取り残された日本人に飛行機を出してくれたのはトルコだと言うことをどれだけの日本人が知っているのか。 自衛隊もJALも行けなかった、行かなかったのに、安全の保障もないのに、助けてくれたのはトルコだ。(この時のトルコ航空機は被弾していた!) 山田寅次郎と言う人物をご存知だろうか。 沼田藩家老の次男として生まれ、母方の茶道宗家山田家に養子に入る。 なかなか宗家を継がず、エルトゥールル号の遭難事件に衝撃を受け、義捐金をつのった。 外務大臣青木周蔵(ペルー大使館占拠事件の青木大使の曾祖父)に君が持っていきなさいと勧められ、皇帝アブデュルハミト2世に拝謁する。(この時献上した山田家先祖伝来の甲冑等はトプカプ宮殿に展示されている) 帰国せず、陸軍士官、海軍士官学校で日本語と日本の精神について教鞭をとるこことなる。(40年ものあいだ、家元は空席だった。跡取りとして養子に入ったのに) その中の教え子の一人にアタチュルクがいた。 後に大統領就任後、寅次郎はアタチュルクと再会する。 1938年ここドルマバフチェ宮殿でアタチュルクは生涯を終えた。 豪華ではあるが、ベルサイユのようなきらびやかさはない。 階段の装飾にクリスタルが使われている。 この宮殿で印象的なのは数々のバカラのシャンデリアとこうした装飾。
![]() 365の部屋と22のサロン 窓から臨むボスフォラス海峡。 大理石の手洗い台 黄金のティーセット
![]() ひとつひとつのシャンデリアがそれぞれ素敵なデザインでとても凝っている。ベネチアスタイルとも、チェコスタイルとも違う。全体的にはチューリップを連想させる。
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May 6, 2008 12:56:21 PM
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