カテゴリ:トルコ
実際のところ、私は駆け引きを楽しんだわけでも、トルコ商人と戦ったわけでもない。 5万円なら買ってもいいと思っていたし、冬に着るものはたくさん持っている。 可愛いと思ったが、無理して買うほど欲しいとは思っていなかった。 その上、疲れていたので開放して欲しかったというのもある。 皆様はあれこれと試着して迷っている人あり、お会計をしてる人あり。 その鮮やかな色のジャケットは目をひいたらしく、何人か集まってきてしまった。 当然「いくらだったの?」攻撃。ジャケットにはUS$1600の値札がついている。 しっかりマネージャーは私の傍から離れず、にらみを効かせている。 私が答えようとすると腕を触る。 言いませんから。 boy friendにお土産買いましょう とか春に着るものも必要だとか。 一番びっくりしたのは 「あなたの肩は日本人とは違います。 私はデザイナーですから、あなたのようなスタイルの女性の為にコートを作りたい。 モデルになってください」 (欧米人からみれば華奢かもしれないが普通の肩) 色んな突破口を開くテクニックがあるんだなぁと感心する。 一度も、誰にも、声をかけられなかったのはどういうことかと。 それはねー、お兄ちゃん、あなたがこのツアーの中で一番若いから。 あの人たちは若い人はお金を使わないのを知ってるのよ。 「姐さん、颯爽と一人で奥に入って行ったけど、勇気あるなぁ。 で、いくらで買ったの?」 答えに、隣にいた母はとても驚いていた。 「どうやったの!?????」 素敵なんだけど、私には寒いんですよー。 正札はUS$800-1000で、値切った結果6万-8万になったようだ。 私は黙っていた。
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Last updated
May 5, 2008 08:14:09 PM
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