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カテゴリ:日本の作家 近藤史恵
2008年8月発行 実業之日本社 209p 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 小劇場界の著名女優・神内麻子は、劇団主宰者で演出家でもある夫の匠に呼ばれ、雪深い山荘へやって来た。匠の主導で山荘には女優、男優、舞台監督が集められていたが、彼ら八人は互いに初対面であった。匠の新作は本格推理劇で、演じる側にも犯人がわからないよう稽古を進める趣向だという。ネット掲示板のオフ会を題材にした台本が進行するにつれ、麻子の周囲に疑心が兆し、それは恐るべき事件の形を取って現れた。作中劇の中に隠された真相とは―。 評価 ★★ 作者によるあとがきによると この本は10年前に書かれた(実業之日本社から出版された)本の 再出版だそうです。 また 作者は学生時代に演劇にのめりこんでいたとも 書かれてありました。 お話自体はちょっと平板というか 典型的というか 演劇好きな人による思い入れたっぷりなお話という感じがして やっぱり 最近の近藤さんの作品に比べると 完成度が低いかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月11日 07時28分30秒
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