|
カテゴリ:日本の作家 道尾秀介
プロムナード 2010年5月発行 ポプラ社 276p 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 作家になるまでの道程から、昔好きだった女の子との話まで…。一篇一篇に驚きが詰まった、新感覚のエッセイ54篇に加え、17歳のときに初めて描いた絵本『緑色のうさぎの話』。19歳のときに初めて文字で綴った戯曲『誰かが出て行く』も特別に収録。 評価 ★★★ 先日読んだ『月の恋人』より ずっとずっと面白いです。 大半が 日経新聞に連載されていたエッセイで そちらは新聞掲載時に読んでいたのですが あらためて まとめられたのを読んで また 他のエッセイや絵本・戯曲も読んで 道尾さんの人となりの一端がうかがえて 興味深かったです。 作品は捻りの効いたものが多いのですが ご本人は意外と普通の感覚をお持ちの 好青年でいらっしゃって(失礼) なんだか 親戚の伯母ちゃん目線になってしまいました。 これからも 作品楽しみにしています。 エッセイの中で道尾さんは ご自身の小説を 「後半が要注意だな」とか 「第1章に何か隠れているな」といった色眼鏡をかけずに そして ジャンルを限定せずに読んでください、 という趣旨のことを 書かれています。 「道尾さんの作品だから きっと後半にどんでん返しがある~」 などと先入観を持ったらダメということですね。 はい、今後気をつけたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本の作家 道尾秀介] カテゴリの最新記事
|