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カテゴリ:日本の作家 奥田英朗
★★★☆
平成の家族小説シリーズ第2弾! 完璧すぎる妻のおかげで帰宅拒否症になった夫。両親が離婚するらしいと気づいてしまった娘。里帰りのしきたりに戸惑う新婚夫婦。誰の家にもきっとある、ささやかだけれど悩ましい6つのドラマ。 我が家の問題 2011年7月発行 集英社 278p 【内容情報】(「BOOK」データベースより) どうやら夫は仕事ができないらしい。-あなたの家にもきっとある、ささやかだければ悩ましい問題。 【目次】(「BOOK」データベースより) 甘い生活?/ハズバンド/絵里のエイプリル/夫とUFO/里帰り/妻とマラソン 感想 ★★★☆ 『家日和』につづいて 家庭のことについて描かれた短編集。 どこの家庭にでも起きそうなこと。 (最後の「妻とマラソン」はなかなかないかも) そんなお話を楽しみました。 「甘い生活?」・・・世話をやいてくれる妻を持った 新婚家庭の夫の悩み。 「ハズバンド」・・・社内野球大会で 夫は仕事ができないのかも、と気付いた 妻の悩み。 「絵里のエイプリル」・・・両親が離婚するらしい、と気付いた 女子高生・絵里は周りに それぞれの家庭事情を尋ねて回る。 「夫とUFO」・・・夫がUFOを見た、と言い出した。 そのとき、妻はどうする。 「里帰り」・・・結婚1年目にそれぞれの実家に 帰省することをめぐる物語。 「妻とマラソン」・・・直木賞作家の夫をもつ妻の孤独。 どのお話も 全部が全部そうでなくても ちょこっとずつ我が家にあてはまるかも、と 思わせてくれる家族間の感情の行き違いや労り。 みんな真面目に「我が家の問題」に取り組んでるのが いいですね。 『家日和』は去年文庫化されました。 集英社文庫の「ナツイチ」にも入っています。 家日和 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ぴんここつむさん
こんばんは♪ >ラスト、みんないい方向に進んでいたのが心地よかったです。 >マラソンの話は、なんだかドキリとさせられてしまいましたよ(^^ゞ 明るくて可笑しくて楽しかったですよね。 私はお弁当のお話で 自分のお弁当を反省しました(^^ゞ。 (2011年08月03日 21時39分52秒) |