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テーマ:Oracle 覚え書き(9)
カテゴリ:IT
仕事関連でどうしても必要になり、
まず、Oracle 10g のインストーラつきアーカイブを Oracle 社のダウンロードサイトからもってきます。 次に、以下のサイトの手順に従って、インストール前準備を行います。 Oracle® Database Installation Guide 10g Release 2 (10.2) for Linux x86 とってもたくさんあって、英語ですけど、とりあえず動かすためのポイントは 3 つです。 ・Oracle をインストールしたり動かしたりするために必要な UNIX ユーザー設定・環境変数設定 ・インストーラは GUI ベースなので、動かすにために X が必要 ・カーネル・ネットワークパラメータを設定 環境変数ですが、quitada 2.0 的にはとりあえずインストールするユーザー(oracle とか oinstall)に、以下の設定を行っておきます(bash の例)。前提としては、OS のロケールもデータベースも SJIS を使ってます。
これくらい設定しておけば、インストーラを起動すると、環境変数にそったディレクトリ、SID でインストールするようにあらかじめ項目が設定されていて楽チンぷーです。なお、インストール先は、上述の例では ORACLE_BASE、ORACLE_VERSION、ORACLE_HOME が基準となってますが、quitada はよく複数のバージョンの Oracle を同一マシンにインストールしたりするので、バージョンごとに異なるディレクトリにインストールするような感じになってます。SID も ORACLE_SID にあるとおりバージョンを意識したものとしてます。ここらへんは、好みで変えても問題ないはず。 で、Oracle 自体のインストールが済むと、ウィザード形式で、自動的にリスナの設定、データベースの作成もはじまりますが、日本人ならここではデータベースを作ってはいけません。以下のサイト様にあるように「~(チルダ)」の文字化け問題に対応しなくてはならず、これはインストーラのウィザードからでは対応できないからです。 Oracle 豆知識 - ”~”の文字化け つまり、SJIS の場合だと「~」の文字化けに根本的に対応するには、キャラクタセットが JA16SJISTILDE なデータベースを作る必要があるんですが、インストーラから継続して行われるデータベース作成ウィザードでは JA16SJISTILDE が選択できないんですね。 なので、以下のサイト様にそって、インストーラ終了後、リスナとデータベースの作成を別途行いましょう(Oracle 9i とありますが、10g も同じです)。 Oracle9i もちろん、キャラクタセットは JA16SJIS ではなく、JA16SJISTILDE を設定してやります。GUI でやると、わかりやすいでしょう。ちなみに、上述の環境変数ですでに設定を行っているように、データベースが JA16SJISTILDE で構築したのでクライアントには NLS_LANG に Japanese_Japan.JA16SJISTILDE を設定しておきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月15日 14時36分04秒
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