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カテゴリ:想い
老いた親の病床を、子が見舞わないということは、どうやらよくある光景のようです。
様々な要因の中で、それは、親としての、過去における子への関わり方に起因する場合もあります。 例えば、父親が家庭を顧みず好き勝手に振舞ってきたことによって、母親が随分と苦労しながら育て上げた子供達は、それでも面倒を見る妻としての母親とは違い、母親に迷惑をかけた父親として、過程に生きてきた子供達にとっては、どうにも消せないわだかまりを残すようです。 父親、母親、原因は逆の場合もあるでしょうが。 又、子への関わり方は大変重要で、例え幼子であっても親の言葉や行動はよく見られていますから、子供だからといって決して侮ってはいけません。 夫婦喧嘩等も、子供の目線で冷静に判断されていますし、状況によっては、時に小さな胸を随分と傷つけてしまう場合だってあるのです。 いずれにしても、子供の時に受けた感情への影響は後々まで続くこともありますから、例え貧しくとも、縁ある夫婦と家族は、誠実な関係でなければなりません。 親の誠実な生き方こそ、多くを語らずとも子の心に留まり、子がまた次の子にその心を継がせることのできる大切な後姿と言えるでしょう。 ランキング参加中です。清き一票をポチッと宜しくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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