683810 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

 小さな不動産会社のBOSS日記

小さな不動産会社のBOSS日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

next0209

next0209

Calendar

Freepage List

Favorite Blog

計画力を磨きなさい。 New! よびりん♪   さん

道を楽しめ New! よびりん2004さん

2024GWの天気予報。 New! 神谷商店さん

新緑鮮やかな季節、… あかだま0223さん

さくらの中の神戸ハ… 47弦の詩人さん

北九州maki2103… マキ2103さん
きなこの部屋 きなこkkさん
大分のオグ スーパ… 大分のオグさん
飛ぶように売れる製… 鍛冶屋の息子さん
ゆかいの「ありがと… Yukai810さん

Comments

 ゆきさん1122@ Re:人生結果(03/01) 久しぶりに楽天のNextさんのブログを…
 next0209@ To:ゆきさん なんかこっちに書くと懐かしいね~ (^^)
 ゆきさん1122@ Re:原点を忘れるなかれ(10/15) そうですね。 初心わするばからず。。。。…
 ゆきさん1122@ Re:信用は一日にしてならず(10/17) こんにちは、信用は確かに・・ 崩れるの…
 next0209@ TO:てる♪さん こんにちは お元気ですか? てるさんには…

Category

Archives

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2013年01月03日
XML
カテゴリ:想い
昨日、墓参りに行くと、墓所の隅に何体もの墓が塊となって寄せ集められていました。
察するに、これらは既に身内の誰も訪れることなく、檀家としての繋がりも途絶えて久しい状態にある墓なのでしょう。

昔のように子が故郷に住み続ける環境ではなくなった時代にあって、
遠く離れた者の墓守は確かに大変です。
更に、少子化のなかでは子の負担も大きい。

私の知人などは、子が娘一人の為に、将来の子の負担をなくそうと、宗教をキリスト教へ変えた人もいます。
子が男であればまだしも、娘がやがて嫁げば尚更のこと自分の先祖の墓など世話をしていくのは厄介な問題。
これはこれで、ひとつの思いやりの姿でしょう。

これからはそのような問題が数多く出てくるでしょう。
先祖を敬い墓を守り続けるのは、もちろん崇高なる心。
しかし、これからはそれぞれの事情による形がとられてもいいのではないでしょうか。

永代供養も共同墓なるものもあります。
個々人においてとられる先祖祭りの在り方と、敬い想う心に違いはないのですから。
既に遠い彼方に還った先人を、ふと心に振り返った時と場所が、自分の墓所であれば良しなのです。

何年も前、只一人の身内もいなく、癌に冒された友人を友人仲間皆で見取ったことがあります。
いつも笑顔で周りを元気付け勇気づけながら、身寄りなく清貧の生き様は、病床にあって金銭面でも大変でした。
病院や皆の協力によった四ヶ月間。
ある友人夫婦は、毎日病室に通って身の回りの世話をし、痩せ細った足をさすり続け、着替えの用意、しもの世話までしていました。

心だけで多くが集まった葬儀場もまた協力してくれました。
参列者への挨拶はもちろんその友にしてもらいました。
火葬場で骨を拾い、遺影と骨箱はその夫婦が持ち、我々が共有する縁あった場所に立ち寄った後、亡くなった友は四十九日を友人夫婦の家で過ごしたのです。

やがてある雨の日、山の麓に仲間が集まり、 亡き友は友達の背中に背負われ、我々が見送る中を数人が山を登って行ったのです。

亡くなった彼にはただの一人の家族も親戚もありませんでした。
ですから墓なんぞもありません。
しかし、彼に関わった多くの人間に、永遠の心の墓所を 残してくれたのです。

大切なのは、想う心の部分なのです。

にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 福岡情報へ
ランキング参加中です。清き一票をポチッと宜しくお願いいたします。


2011.3.11(金)14:46





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年01月03日 07時31分53秒
コメント(0) | コメントを書く
[想い] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.