カテゴリ:句会・書道
2017年2月6日(月)
午前中は暖かだと、天気予報は伝えています。 今日は、昨年12月24日に亡くなられたオーナーさんの句集を、オーナーさんのゆかりの方々に送付する作業を仲間たちで行います。
Sさんが車で迎えに来てくれましたので、出来上がった織り布のバッグをおそるおそる渡しました。 とても上出来とは言えないでき具合なので申し訳ない気持ちで手渡したのですが、Sさんとても喜んでくれました。 少しだけ、ほっとしました。
途中で友人たちを拾って、10時少しすぎにOさん宅へ到着。 Oさんは、オーナーさんの病がわかったときから、家族でもおよばないほどの看病を続けられた方です。 今回の句集を発刊するにあたって病の床で選句されたのはオーナーさんですが、印刷屋さんとのやり取りはSさんとOさんがしてくださったのです。 出来上がった句集はOさん宅に運び込まれてありましたので、生前にオーナーさんから聞き取ってあった贈り先へ今日は郵送することになりました。
全部で9人もの仲間が集まってくれました。
本の内表紙には、書を趣味にしている仲間が贈る方のお名前を書いてくださってあります。 その名前を確認しながら、送付用シールを「スマートレター」に貼っていきます。 スマートレターと言うのは、 A5サイズ・1kgまで全国一律料金で、信書も送ることができる郵便物です。 180円で専用の封筒を買って、そこに送付先と送付元の名前を書けば、ポストに投函して送ることができます。
今回は200件以上の送付先がありましたので、送付元のシールを貼る人、本の内表紙を確認して送付先名を読み上げる人、そのシールを見つけ出して貼る人、一覧表にチェックマークを付ける人、スマートレターに送り状と一緒に入れて封をする人、更に「句集在中」のシールを貼り付ける人などに分かれて作業しました。
送付先と送付元のシールは、私とSさんの共同作業でPCで作ったものです。 「句集在中」のシールは、ラベルライターで作成しました。
オーナーさんの心づもりでは、自分で手渡ししようと思っていらした方がたくさんあって、今はそれも出来なくなってしまいましたので、予定より送付先が増えてしまいました。 増えた分は、手書きで送付先を書き込みます。
出来上がったスマートレターはたくさんの段ボール箱に納められ、玄関に積まれました。
14時近くになって、ようやく作業も終了しました。 郵便局に運び込みます。
あまりの量に、郵便局の方も驚かれ時間がかかりましたが、無事終わって昼食に出かけました。 15時近くなり遅い昼食になりましたが、ようやくオーナーさんを偲びあうことができました。 オーナーさんが亡くなられて、看病を続けてこられたOさんは立っているのもやっとという弱りようで、そのまま倒れてオーナーさんの後を追われるのではないかと心配していましたが、今日は笑顔も戻り食事もされて、私たちは心から安心しました。
Oさんが元気になられたこと、句集を郵送できたこと、オーナーさんもきっと安堵してくださったと思います。
16時、解散。 編み物では肩の凝らない私も、今日は慣れない作業で肩が凝りました。 早々と寝ることにします。
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