カテゴリ:句会・書道
2018年4月23日(月)
薄曇りの空。 友人の車に乗って、句会の会場である桜さんの家へ向かいます。 到着してまず目に飛び込んできたのが、藤の花! 高台で高低差のある立地条件をうまく生かして、至る所に季節のお花が咲いています。 藤を愛でながら階段を上がると、踊り場にはこんな景色が。 玄関前。 クリスマスローズや薔薇、スズランに名も知らぬ花々、よくぞここまでと思うほどのお庭です。 桜さん、先月から今月にかけお嬢さんが留学中のモロッコへ旅行をされました。 たくさんの旅行写真をテレビ画面に移していただきながら、ランチです。 最初に出てきたのは、モロッコスタイルのサラダ。 モロッコは、野菜大国なんですって! 市場の風景の写真もありましたが、玉ねぎなんて葉から根っこのまで全部引っこ抜いてそのまま販売!! 野菜の種類が多くって、ベジタリアンには最高なところなのだそうです。 メーンディッシュは、モロッコ風豆のカレー、焼いたチキン添え。 モロッコはイスラム圏なので、豚肉は食べません。 肉と言えば、主にチキンなのだそうです。 サフランライスにピリリとした豆のカレー、とってもおいしかった!! デザート。 この後コーヒーをいただき、モロッコで買ってきたというミントティーもふるまわれました。 ミントティーの入ったカップ、これはモロッコのお土産だそうです。 モロッコの陶器は、この美しい青が特徴なんですって。 小皿も。 そうそう、この美しいグラスもモロッコのもの。 こんな手編みのケースが付いていました。 そう言えば玄関に飾ってあった瓶。 アンティークだなあって思っていたら、モロッコの古物市で見つけたんですって。 モロッコは王国だそうですが治安が良く、女性の旅も何の不安もなかったそうです。 迷路のような街並にも、ゴミ一つ落ちていません。 今は観光が主な国の収入源だそうで、観光客には優しい国なんだそうです。 モロッコ旅行を、写真と料理で楽しんで、もう句会はどうでもいい気分になりました。 でも今日は私が司会のお役目。 さっさと進行しましたよ。 今回は30点以上の句が集まり、選句も大変! お題は、「のどか」と「深い」。 皆さん苦労しながらも、素敵な句を詠まれました。 私今回、「鹿尾菜刈る」という言葉を詠み込んだんです。 「ひじきかる」と読み、4月の季語になります。 伊豆半島では4月の一定期間だけ、ヒジキを刈ることを許されます。 そういう時は女衆が海岸に出て、岩場でヒジキ狩り。 その生のヒジキが、とってもおいしくって好物なんです。 皆さんには、こういう漢字を書くのか!!って驚かれました。 ちょっと得意!! 最後に皆さんにこれを渡しました。 全員の分、お揃いで作りました。 以前にブックカバーも同じ柄で作ってプレゼントしましたので、お揃いになるととっても喜んでいただきました。 来月の季題を決めてお開きです。 今回の句会は、見知らぬ国を旅した気分にさせていただいて、今まで遠かったモロッコという国が身近に感じられました。 イスラム圏への偏見が、無くなっちゃいましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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