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カテゴリ:息子のこと
時間ってつい区切ってしまいますね。もう〇月とか、もう〇歳とか、〇年たったとか、 でもそれは自分の意識の中での時間の概念であって、その概念も世間一般で「そう」と 言われている考え方に基づいて、作られたものなのですよね。つまり自分で作って、 そう思いこまされている時間の枠。。。 息子が中学校で不登校になった時、私が一番心配だったのは高校に行けるかどうかとい うことでした。 多分自分の頭の中に刷り込まれていた、中学校卒業→時間をおかずに高校入学、という 時間の概念の枠を、外すことが出来なかったのです。それは私たち親も息子も同様です そして当時学校からもそう働きかけられました。そうでないととんでもないことになる って。だから今考えると、その強い概念に引っ張られるようにして、再登校もして高校 入試もクリアーして、高校入学も果たしたのだと思います。 そして再度の不登校と留年決定。。。 この時点で私は、時間を置かずに転校するという概念に、縛られてはいませんでした。 家でずっと居て、やる気が出たら予備校に行くか自分で勉強して、高認を受けるという 選択や、来年もう一度一年生をやり直すという選択や、新たに違う学校を受験してもう 一度、高校生活を一からスタートさせるという選択等、色々な方法があると考えていま した。あくまでも勝手に私の頭の中だけで~当時息子には何も言いませんでした~ でも、息子が選択したのは、時間を置かずに転校するということでした。 そして転校後、高1の3月までにも数単位を取り、その後の2年間で残りの単位を取得 して、皆と同じ年に高校を卒業したいと言いました。 つまりこの時点では、息子の方が時間の枠にとらわれていたのだと思います。 でも今は、少し変わってきたみたいです。 「前は失敗することが、すごく怖かったけど、今は失敗してもいいかな、自分の本当に やりたいようにやってみる方が、大事かなって思えるようになった」らしいです。 先のことよりも、今が一番大事だと思えるようになってきたのかな? 1つ枠を外そうと思っているのかも知れません。わかりませんが。。。そう思える時も あれば、また布団をかぶりたくなる時もあるらしいのですが~ 息子が自分で自分の枠をひとつずつ、外していくことを邪魔しないようにしようと思っ ています。自分が好ましいと思う価値観への誘導にならないように~ 子どもが「自分で決める」ということを、邪魔しないようにしようって思っています。 子どもの話をそのまんま受け取るってことが、少~しわかってきたような気がします。 やはり、焦らない、焦らせない、一喜一憂しないことなのですね~大切なことは。。。 柿の実 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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