HERO讃歌

[仮面ライダー電王] カテゴリの記事

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• 仮面ライダー電王を見終えて

  電王もついに最終回。しっかり起きて見ていた。前回のカブトと違い、謎の部分もほとんどわかったし、そういう点ではよかったと思う。アクションもたくさんかあったし、モモタロスたちが存在していられる理由というのも、オーナーの説明で納得できた。カイの存在は意味がよくわからなかったけど。そして最後に、侑斗やハナがそれぞれ去っていくところも何ともいえなかった。大人の桜井が消えてしまい、侑斗はたぶん過去に帰っていくのだと思う。そしてハナは未来にというところなんだろうな。そしてそのぞれの時間で、侑斗は愛理さんと出会うということかな？　そうなると……なんか頭が混乱しそう。ただ残念なのは、戦いが終わったあとで、何か物足りないと感じたこと。しばらく考えて、敵を倒したというカタルシスが全くないんだよね。カイにとどめを刺してイマジンたちが消えたわけではないし、何かわからないうちにカイとイマジンたちが消えてしまったという感じ。戦った末に行き着いたのは、あまりにもあっけない終わり方。戦いが終わったあとのシーンは、エンドロールと同時に流してもよかったと思うのだけど。あのシーンはあのシーンで悪くはないけどね。戦いでの終わりがあっけなさ過ぎるのはちょっと問題だと思う。ただこれも、当初から敵の存在が明確になっていないという事情が絡んでいるのだと思う。はじめはとてもおもしろくて期待していた作品ではあったのだけど、だんだんとおもしろさが失せてきたというか……。一つの回そのものはおもしろいのだけど、全体を通してみると、どうもおもしろくない。これがたぶん「サザエさん」や「クレヨンしんちゃん」のように、その一話その一話を楽しむ作品なら、満足できるのだけど、仮面ライダーには一年たてば必ず話自体が「終わる」という制約がある。それはすなわち、一話ごとに起承転結があるように一年を通した中にも当然、起承転結が必要だと思う。電王にしてもゲキレンジャーにしても今回それがうまく機能していなかったのではないだろうか。電王の「起」の部分はうまくいったと思う。良太郎とモモタロスの出会いは何とも衝撃的だったし、モモタロスのキャラクターの造形がとてもよかった。「起」の部分はいろいろと主なキャラクターを登場させたりしなければならないから、ほかの謎を盛り込むことはかなり難しいとは思う。でも「承」の部分からは、桜井さんに関する謎やカイを登場させたりした方がよかったと思う。大人の桜井さんがあちこちの時間に登場してはいたけど、それに対して良太郎はあまり追求していない感じがしたし、何というか、もう少し、全体関わる伏線を張りつつ、謎が少しずつ解けていくという方がよかったと思う。謎は解けたのだけど、また新しい謎がという感じで。なんか最後の方にまとめて謎解きをしたという感じだな。電王に限らないと思うのだけど、最近の仮面ライダーって敵が明確になっていないから何のために戦うのかはっきり視覚化できないし、すべての戦いが終了したという感じにならない。元々話が悪を倒してという感じではないけど、最後の最後に重大な謎解きをいくつもすると、そちらの方に気持ちがいってしまって、戦いが終わっていう感じが薄れてしまうような気がする。とにかく前回のカブトよりはおもしろかったのは事実。前回のカブトは最後まで話がどうなっているのかわからなかったし、主人公も好きになれなかった。次回の「仮面ライダー　キバ」はどういう話になるか期待と不安半々。電王の放映中の雑誌か何かのＣＭに出てきた男性はいったい何者なんでしょう？　キバに関係しているのかと思ったけどどうも違うようで、謎です。

  2008.01.20

• 仮面ライダー電王第22話

  ひさしぶりに電王の感想をアップすることに。ゲキレンジャーが休みだったのと、ちょっと忙しくて、他のものを見ていられなかったからなんだけど。なにより途中で感想のアップが止まってしまったのは、おもしろくないからではなくて、おもしろいので感想がおもしろいの連発になる感じだったから。とはいえ、最初に比べてだんだんと欠点も見えてきたかな。欠点と言うより、こうすればいいのにという、というこちらの勝手な重いというところなんだけど。ゼロノスが出てきたあたりから、ストーリーの謎が中心になり始めているのかなとも思うのだけど、うまい具合に謎がばらまいてあって、それでも充分におもしろい。ただ、人間のドラマという点ではどうかな？　良太郎のキャラも少しいい子すぎると感じはするけれど、消して悪いキャラではないし、あんなに弱くても言いたいことははっきりと伝わる。他のキャラもそれぞれがそれなりに立っているのはたしかで、その掛け合いを見ているだけで、かなりおもしろいのだけど。でもある意味それだけなんだよね。それも最近は、モモタロスたちの数が多すぎて、彼らの活躍場所がない。デンライナーの中でコントをやっていることの方が多くて、それはそれでおもしろいのだけど、でもただそれだけなんだよね。しかも次回はまた良太郎に何かくっつきそうだし……。でも収拾がつくのだろうかとちょっと心配になってくる。まあ、一人がほとんどの脚本を担当しているようだから、話があちこちに飛んでまとまりがつかないと言うことはないのだろうけど。平成ライダーと呼ばれるようになってから、敵の存在が明確ではなくなっているのが特徴のようだけど。それも少々飽きてきたかな。もっとすきっとしたものが見たい。ある意味作り手側に、仮面ライダーはこういうものでなければならないという思いこみがあるような気がする。たとえば敵の存在の不明確さとか。今敵となっているイマジンだって、過去に飛ぶ理由ははっきりとわからないし。第一存在していなくても話は進みそうな気がする。イマジンはある意味、記号なのかも。

  2007.07.01

• 仮面ライダー電王第12話

  第12話「走れ！　タロス」前回に続き、今回もキンタロスがメインのお話。前回の続きではあるのだけど。話自体は、いつもと変わらず、カスミの父親がイマジンとの契約者で、特に父親としてはカスミを襲うつもりは全くなかったのだけど、イマジンが勝手にやっていたという感じで。注目するところは、キンタロスがデンライナーから追放され、時空をさまようことになっても、カスミのために父親との和解をさせようとするところかな。「走れ！　タロス」というタイトルは「走れ！　メロス」のもじりでメロスのように友を助けるために走っているのかと思ったのだけど……カスミを助けるために走ってはいたけどね。ああいうことになるとは思わなかった。でも結局、イマジンを追って過去に行ったキンタロスが、イマジンを倒すことよりもカスミと父親のためにしたことが、結局、時間の運行を変えたことになり、でもそのおかけで良太郎とカスミが出会うことはなくなり……キンタロスもデンライナーから追放されることはなくなりということになって……タイムパラドックスで頭がおかしくなりそう。でもまあ、とりあえずめでたしめでたしかな。次回は新しい仲間が現れるようだけど、そろそろ違う展開が来てもいい感じがする。必要なキャラクターの紹介は終わったし、次の次の次ぐらいで大きな展開が入るといいのだけど。それよりオープニングを見てちょっとびっくりした。スタッフのところの名前に、脚本　米山正二　とあったけど、その下の欄にダイアログ監修　小林靖子　とあった。たぶん前回も脚本家が小林氏ではないので、同じように書かれていたんだろうけど。今までこんな役職はなかった。ちょっと想像するに、この電王は、小林氏が企画等を持ち込んだのではないだろうか。もしくは、前回のカブトの迷走の反省から、アニメで言うシリーズ構成という立場を明確にしたのか？一人の人間が最初から最後までしっかりとストーリーを監督できるのなら、作品の迷走はかなり避けられると思う。今回は作品の内容と言うより、制作現場の裏側の方がちょっと気になってしまった。

  2007.04.16

• 仮面ライダー電王第11話

  第11話「暴走・妄想・カスミ草」今回は良太郎とキンタロスがメイン。小生意気な子どもが出てくるのはあまり好きにはなれないのだけど、今回はまあ、いいとしよう。キンタロスたちの掛け合いがおもしろかったし、ジュニアモデルの子もそれなりに事情があるらしいというのがわかるし、ある意味、ああいう世界はそう言う強い性格でないとやっていけないのかな、なんて考えたけどね。まったくそれが真実だとは思わないけど、こういうものって時々、現実の一部を反映していることがあるから。ある事象を別の面から見るというか……うまくかけないんだけどね。あまり書くことはないけど、キンタロスも何ともいえないキャラだね。関西弁と相まって、結構おもしろいかも。デンライナーの食堂車の中でのやりとりもおもしろいし、モモタロス、ウラタロス、キンタロスのそれぞれのキャラが完全に立ちあがったようで、これからの展開がとても楽しみ。それにしてもコーヒーを飲む形で微動だにせず眠っているのに、「なく」という言葉に反応してすぐに良太郎のところに行ってしまうのは、結構おもしろかった。次回も本当に楽しみ。

  2007.04.09

• 仮面ライダー電王第10話

  第10話「ハナに嵐の特異点」今回もおもしろかった。電王は先ずこの言葉から始まるかな。少なくても今まで期待はずれの回はない。今回はキンタロスの件とハナの件が解決してとりあえずよかったかな。ハナの件は完全に謎が解明されたわけではないけど、彼女の過去の一端が見えて、またそれが良太郎にも影響がありそうで……。話の構成としてはなかなか見事。キンタロスもなかなかかわいげのあるイマジンでこれからが楽しみだし、良太郎は大変そうだけどね。役だけではなく役者さんも大変そう。良太郎は結局いくつもの役をひとりでこなしているし、それぞれに違いを出さなければいけないから、演技の未熟な役者ではとてもつとまらない。それにしても良太郎が背負い込むイマジンって、モモタロスにしてもウラタロスにしてもキンタロスにしても、イマジンとしては落ちこぼれているのではないかと思う。次回は、キンタロスがメインで彼のキャラクターを見せてくれる回だと思うので、とても楽しみ。

  2007.04.02

• 仮面ライダー電王第9話

  第9話「俺の強さにおまえが泣いた」謎がいっぱいでわからない。でもストレスは感じないし、おもしろい。今回は、ハナの過去も伏線として張られていたようだし、なによりどうやらキンタロスの登場のようなんだけど、今までの登場のしかたとは違って、何がどうなっているのか、わからない。話自体が謎めいているの、今回の特徴かな。イマジンはもう一体いるようだし。人間の本条が良太郎のような特異点のひとりなのかとも考えたけど、予告を見るとちょっと違っているようだし、キンタロスの存在が次回どうなるのかすごく楽しみ。オープニングの映像を見る限り、たぶん良太郎の中に入っていくとは思うのだけど、どういう形になるのか、今のところ予想がつかない。わからないけど、おもしろいというのは、前作仮面ライダーカブトでは感じることのできなかった感覚。キャラクターがおもしろいから最初から最後まで謎めいていても楽しめるのが電王だと思う。カブトは謎がほとんど解消されなかったから、あれはストレスがたまった。キャラクター自体にも入り込めなかったから余計にそう感じたし。あえて言うのなら、カブトの主人公は加賀美新にして謎を追っていった方がおもしろかったと思う。今回は何も知らない良太郎が主人公であり、それが同時に何も作品世界を知らない視聴者へのガイドとなってているのがいいのかも。ふと思い出したのだが、良太郎って、自転車を壊してばかりいるのではないだろうか？

  2007.03.26

• 仮面ライダー電王第8話

  第8話「哀メロディ・愛メモリー」今回も一つ一つのシーンがそれぞれおもしろかったし、一瞬たりとも目が離せなかった。ウラタロスとモモタロスの連携プレーは結構よかったし、あのあたりの構成はちょっと意外だった。ウラタロスを使って敵イマジンの飛行能力を奪ったあと、モモタロスで戦うというのは、「良太郎、賢い」と思ったのだけど、あの作戦はついでだったようで、ウラタロスが最初に出て行くことになったのは、由美が投げ捨てたペンダントを釣り糸で拾い上げるためだったとは思わなかった。カットバックで入ってきたときは、ふーんと感心してしまったのだけど。あれはもう一つの伏線だったようで、今回はそういう意味でなかなかよくできていたかな。最後の方で、過去にいった良太郎が取り戻したペンダントを二人に渡そうとしたとき、由美の元夫が同じものを作るのに、半年もかかったといって、同じものを由美に渡したのがちょっと心に残ったというか……。以前、デンライナーのオーナーが、良太郎が少しばかり過去を変えたことに対していった言葉の、ひとつの答えがあれかな、なんて思ってしまった。

  2007.03.19

• 仮面ライダー電王第7話

  第7話「ジェラシー・ボンバー」電王を見るときの楽しみのひとつは、今回はどんな不幸が良太郎を襲うのか、ということ。そして良太郎とモモタロスやウラタロスとの掛け合い。今回もウラタロスのせいで、良太郎はとんでもないことになっていたし。しかも部屋を飛び出した直後、隣の部屋から人が出てきて、衝突。アパートの階段を転げ落ちる。ありそうなことで思わずクスリと笑ってしまった。しかもまたまたお財布を……。でもあれを落としたとき、てっきりデンライナーのパスを落としてしまったのかと思った。デンライナーのオーナーが前に行っていたけど、パスがなければ、乗車できないという言葉が結構重く残っていて、いつか必ず、良太郎はパスをなくすのではないかと思っているのだけど。それはきっとまだまだなんだろうけどね。デンライナーに乗っているモモタロスとウラタロスの喧嘩のシーンを見ていて、不思議に思ったのはほかにも乗客がいたこと。電車だからいてもおかしくはないんだろうけど、彼らって、何者？　時間を行き来する電車に何用で乗っているんだろう？今回、話はあまり進まなかったけど、おもしろかった。進まないと言ったら、良太郎の財布を拾った人物……電王のＨＰを見ると良太郎が目覚めた部屋の女性の元夫と書いてあったけど、本編では出てこなかった設定かな？　でも彼が一体何者かわからなくても、なぜか気にならない。次にははっきりするだろうという感じがあるのと、モモタロスたちとの掛け合いがおもしろかったりするので、気にしていないのかも。戦いが中途半端で欲求亜不満のモモタロスがかわいかったな。赤いモモタロス。青いウラタロスがいるのなら、絶対、黄色のキンタロスがいてもおかしくないと思うのだが。

  2007.03.12

• 仮面ライダー電王第6話

  第6話「サギ師の品格」今回も楽しませてもらいました。と言う感じかな。モモタロスとウラタロスの掛け合いも楽しいし、ふたりの喧嘩を止めたハナちゃんが、もしかしたら一番強いのかも。でもあまり強すぎて、イマジンと契約を結んだ少年の怖がられてしまったようで、彼女自身もちょっとショックだったかも。あの少年なんだけど、なぜか仮面ライダー響鬼に出ていた明日夢を思い出してしまう。まさか同じ人ではないと思うのだけど、年齢的に向こうの方が上だしね……でも雰囲気が本当によく似ていた。そして今回はロッドフォームの登場でなかなかかっこがよかった。それにしてもモモタロスが泳げなかったとは、モモタロスが弱点持ちで、ますます彼のことがお気に入りになりそう。強いばかりではつまらないからね。特異点の秘密も、今回明らかになりそうだったんだけど、結局明らかにならず、いつかちゃんと明らかにしてくれるのだとと思う。台詞から見るとそれはちゃんと計算されている感じだけどね。次回もちゃんとテレビの前に陣取っていなくちゃ！

  2007.03.06

• 仮面ライダー電王第5話

  第5話「僕に釣られてみる？」良太郎は本当に運が悪い。本当に些細なきっかけで大変なことになってしまうんだから。でもそれが結構楽しみだったりする。ここまでなる人はいないんだけど、だからかな。で、今回は新しく良太郎にとりつくイマジンの登場で、良太郎の性格が変化。なんかきざったらしい男になってしまった。どちらかというと、モモタロスに乗っ取られていた方が好きなんだけど。話は悪くない。敵側のイマジンが存在してはいたんだだけど、むしろモモタロスともうひとりのウラタロスとのやりとりがおもしろくて笑ってしまった。ウラタロスという名前は、モモタロスがつけたんだけどね。次に出てくるのはキンタロスだね。次回予告を見る限り、ウラタロスは水中戦を得意としているのかな？ウラタロスの登場で、絶対モモタロスは良太郎の所有権を主張すると思ったけど、案の定、喧嘩になってしまった。それにしてもふつうではないモモタロスとウラタロスとの喧嘩はデンライナーが揺れて結構大変そう。そしてオナミの入れるコーヒーに対してハナが見せた表情が何ともいい。ほんの一瞬のシーンだったんだけど、彼女、良太郎のお姉さんのところで本当のコーヒーを飲んできたから、味がわかるようになったのかな。次回も楽しみ。

  2007.02.26

• 仮面ライダー電王第4話

  第4話「鬼は外！　僕はマジ」今回は前回の終わりで、モモタロスがいなくなって元に戻った良太郎が、強そうな男たちに囲まれているシーンから始まった。前々回では、元に戻った良太郎を見て、モモタロスに憑依されていた彼にこてんぱんにやられた不良たちが、本当の良太郎に頭を下げていたけど、今回はやられそうな雰囲気で、あわてて逃げ出すことに。これまでの良太郎を見ていると、不運な男なんだけど、同時に強運を持っていたりする感じかな。結局逃げることができてしまうんだから。それにしてもデンライナーでやきもきするモモタロスが結構いい感じで、相棒になっていく感じがいいな。イマジン相手に変身した良太郎が、モモタロスを呼ばないためにメッタメッタにやられているところに、彼の根性を見た。そしてモモタロスを呼ぶときのやりとりは最高。戦いたくてじれているモモタロスと、ぼろぼろになりながらも良太郎がしっかりと謝らせるところは、今回の一番のシーンだと思う。こうしてみていると良太郎って、体力的にも戦士としても弱いけど、心は本当に強いね。そしてデンライナーのオーナーの言葉も考えさせられたし。なにより戦いがあったのに、戦いよりもドラマパートの方が印象に残っている。もちろん戦いのシーンもかっこいいんだけどね。次回はまた別のイマジンが登場するようで、良太郎とモモタロスがどういうやりとりをするのかがとても楽しみ。

  2007.02.19

• 仮面ライダー電王第3話

  第3話「アウトロー・モモタロー」仮面ライダー電王も今回で3話目。今回の主人公はなんて言っても、モモタロスだね。彼の存在自体は善も悪もないんだけど、でもどちらかというとちょっとお人好しというか……。これは良太郎に影響されたかなという感じ。それにふつうの常識がないというのもちょっとおもしろい。カブトは一話一話話が大きく切り離されていたりしたから、なかなか一話で楽しむという感じがなかったけど、電王は一話でも充分におもしろいし、ちょっとしたくすぐりがおもしろくて何回も見てしまう。最初のシーンでぐっと引き込まれたまま今に来ている。このままずっと行って欲しいな。今回の話もたぶん全体的に見ると、前後編的なのかもしれない。敵のイマジンを倒していないしね。でもこの1話だけでもおもしろい。このままこの調子で続いて欲しいな。

  2007.02.14

• 仮面ライダー電王第2話

  第2話「ライド・オン・タイム」朝からとても幸せな気分だった。ボウケンジャーでも盛り上がり感動していたし、そのあとで、電王ですっかり入りこんでいた。一時間が過ぎたあと、なんて幸せな一日なんだろうって思ってしまった。まだ終わってはいなかったのだけどね。カブトの時は、ボウケンジャーのついでに見ていたので、テーブルの上には新聞を広げ、ご飯を食べながら見ていた。ボウケンジャーはすっかり、集中してみていたのだけど、カブトは3つの同時進行だった。でも電王はというと、そんなことをしている暇はない。話しかけられるのもいやという状態。今思い返しても、あれは本当に30分の番組だったのかと思う。それだけ内容が濃いんだよね。バイクでのアクションもあったし、デンライナーとトラックのチェイスも釘付け状態だった。間違いなくＣＧを使っているんだけど、そんなことがまったく気にならないほど迫力あった。良太郎にとりついているイマジンのキャラクターもおもしろいし、その掛け合いも結構楽しい。最後のシーンで良太郎も意外としたたかかな、とも思ったりして（笑）隠された秘密のようなものは電王にもあるのだろうけど、今のところそれがあまり気にならない。カブトとの比較をするとよくないのだろうけど、電王は謎があろうがあるまいが、その謎が解明されようがされまいが、そういうところとは別のところでおもしろい。次回も楽しみ。でもそのお陰で朝食の時間が30分ずれ込んでしまう。しかも新聞を読まないと仕事する気にならないから、家事も30分遅れ。電王が日曜日放映でよかった。

  2007.02.05

• 仮面ライダー電王第1話

  第1話「俺、参上！」カブトのあとだったし、仮面ライダーなのになにゆえに電車が、と思っていたので、あまり期待してはいなかったのだけど、最初のシーンで引きつけられた。木の上に自転車に乗った主人公良太郎。それを工事のおじさんが、助けようとしていて、そして回想のシーン。良太郎の前に工事中の看板が倒れて、彼はそれを伝って木の上に。そのつなぎが、ただ見ているだけで、おかしくて。その瞬間、座り直してテレビと向き合ってしまった。運の悪い少年だとあったけど、一連の運の悪さも、本当にちょっとした偶然がマイナスに働いた感じが出て、つながりもおもしろかった。大げさな感じではないし、なんかふつうの世界でもありそうな感じだったのが、かえってよかった。良太郎の弱さと、彼についているものの強さのギャップもおもしろそうだし、とは言っても、良太郎は自分なりの意志を持っているようで、時間がたてば、彼はそういう成長をみせるキャラになるのではないかと期待しているのだけど。カブトの天道のような完璧人間ではそれ以上キャラクター的に広がらないし、感情移入できないけど、良太郎は反対な作り方をしていると思う。良太郎とエネルギー体の最初のの出会いもおかしかった。ふつうはそこで、何らかのコンタクトがあるのに、良太郎はエネルギー体を蹴散らして逃げたちゃったんだよね。逃げられた方としてはおきまりの言葉が途中しか言えなくてとても気まずそうで、あわてて追いかけていくところなんかはコメディしていた。あのあたりのシーンは、何度見ても笑えちゃう。今回の電王は、1回目から対立軸がはっきりしている。詳しいことがわからなくても、ほとんど開示されていない状態だけど、敵と味方がはっきりとわかる。謎はいろいろとあるのだろうけど、謎だけで無理に引っ張る必要のない話かな。良太郎の行く末が楽しみ。1年間続く話だから、やはり第1話はかなり重要だね。カブトやヒビキと比べてみると、今回、それがはっきりとわかった。だけど、豹変したあとの良太郎が、どうしても超星神グランセイザーの敵役だったロギアそっくりに見えるんだよ。顔つきとか顎を上げる角度とか、本当にそっくり。

  2007.01.29

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