幻星神ジャスティライザー第51話
第51話「明日に架ける橋」あらすじ……翔太と神野を失ったそれと引き替えに戦いは終わったかのように思えたのだが、それも束の間、悲しみに暮れるユカたちの前に、クロガネが現れる。真也とユカはジャスティライザーに変身して、クロガネと戦うが、苦戦を強いられ、絶体絶命の危機に陥る。だがそこにノルンが現れる。ノルンは自分もともに戦うと告げ、シェイドスターに魂の光となって乗り込む。シェイドスターを見たクロガネは、空に向い、シェイドスターと対決する。シェイドスターは黒金の乗った飛行装置を破壊するものの、逆にシェイドスターはクロガネに破壊されてしまう。シェイドスターを失った真也たちの前に再び現れるクロガネ。クロガネは二人にとどめを刺そうとする。だがそのとき、空から光が現れ、その中から、神野を抱えた翔太が現れる。翔太は自分を守ってれた神野のおかげで無事だったのだ。その代わり神野はひどい怪我を負い、戦いに加わることができない。翔太を得た真也たちは三人の武器の力を合わせて、クロガネを倒す。だがクロガネはまだ生きていて、今度はすべての力を使って巨大化し、街を破壊する。そのとき、人々の祈りが通じたのか、澪のジャスティクリスタルと神野のブレスレットが輝き、そして宇宙のケンライザー地に倒されていたジュウライザーとニンライザーが光の球となって、星神獣リュウトと合体するとリュウトもまた光の球となる。翔太たちも同様に光とかして、量とに吸い込まれたあと、その光は巨大なシロガネとなって、巨大なクロガネと対峙する。クロガネの攻撃をものともしないシロガネは、ジャスティアームズでクロガネを討ち滅ぼす。勝負がついたあと、翔太たちを地上に戻したシロガネは光となって破壊された街を修復していく。その様子を見て、戦いが終わったことを実感する翔太たち。神野は、そんな彼らに「おまえたちと出会えたおかげで夢を持つことができた」と別れを告げ、リュウトに乗り、ライザー星へ帰って行く。普通の生活に戻った翔太たち。彼らは最後に、インローダーを空に向かって放る。それはもう戦いが二度とないという象徴のようでもあった。感想……すごいラストだった。翔太を失ったユカの悲しみに、麗香が「そんな顔をしていたら翔太に怒られるわよ」という言葉を戦いの前哨戦のように入れて組めあたりとか、苦戦している真也たちを澪や麗香が身を挺してかばうシーンとか。カナレ力が入っているというのが、とても感じられる。クロガネとの戦いも、真也たちがピンチになるたびに助けが入るのだけど、それが゜すぐに翔太たちではなくてノルンで、これで決着がつくのかと思うような展開になりながら、結局シェイドスターは破壊されて、再び真也たちがピンチになったり。これでもかこれでもかという感じ。巨大シロガネになるシーンもラストならではという感じ。みんなの思いが集まって巨大化したという感じがよく出ていたし、何よりクロガネの攻撃をまったく意に介していない様子はラストだからといってもいいと思う。クロガネも悪役は公でなくてはという感じで、強かったし。神野がすぐに帰ってしまうところは、少し寂しいけど、しばらくいられても確かにどうしようもない。エンディングはオープニングの曲を持ってきていて、エンドロールが流れる中、彼らのその後の生活が描かれていたのがとてもいい感じだった。そしてその最後にインローダを放るシーンが本当のラストで、終わったんだなとちょっと感傷的になってしまった。ただ残念なのは、せっかくその後のシーンが流れているのに、画面いっぱいにエンドロールが流れていたこと。文字が邪魔でよく見えなかったところもあって、悲しかった。見てよかった作品だった。全体の感想は後日書く予定。