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カテゴリ:京町家
タイトルの画像を替えました。
ご来光を拝んで、頂上へ向かい、さて何合目だったか??? 二つのもの、それはこの表彰状と陳列ケースです。 以前にこの写真を載せ、我が家は昭和10年頃、電気工事業の傍らタバコ商を営んでいたことを書きました。 その証の表彰状です。今から言えば何と上から目線・・・な表彰状なのでしょう。 当然私が生まれる遥か前の話なのですが、当時は碁盤の目の中に居を構えていました。 電気工事業の家業の名残の品は沢山残っていたのですが、たばこ商を営んでいたことはたった一つのガラスケースだけでした。 (上の表彰状は額の裏側に挟んであったのを去年だったと思いますがブログに書いたとき発見したものだったのです) そのたった一つのケースも・・・花器等雑もの入れとして廊下の奥に見向きもせず置いてあったのですが、今回引っ張りだし、陳列棚に使うことにしました。 出し入れが容易な様にこのような置き方をしたのですが・・・・実はこの面は本来、裏側なのです。 反対側が表(おもて)面で、一枚ものガラスに、飾りの彫り物、埋め込んだ彫り物で装飾されています。 (動かしたので中身が乱れていますが) アップしますと・・・ 側面にも同じ装飾が有ります。 アップしますと・・・ これは何かと言いますと・・・・これこそまさに陳列ケースだったのです。 何を??? もちろんタバコの・・・です。 道路に面した方は開け閉め出来ない一枚ガラス、反対側はガラスの引き違い戸でたばこの出し入れ・・・。 それにしても、たかが陳列ケースなのに昔のモノは手の込んだ仕事をしているものです。 ・・・と言うことで、出し入れができる様に反対向けに置くことにしたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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