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カテゴリ:京町家
一昨日のブログに文化芸術都市推進室 文化財保護課からパンフレットが届いたことを書きました。
そのこととは関係ないのですが、偶々その文化財保護課の担当官の訪問を受けました。 用件は・・・室内の写真を数枚撮らして欲しいとのことでした。 私は私で、約一年前に「選定」から「認定」への審議会への資料の為に詳しい調査を受けたにも拘わらず何の報告も無いので確認したい気もあったので丁度良かったのです。 そのことはここに記しています。 今回の来宅目的は私の知りたい事とも関係していて 1. 審議会は9月末か10月に行われる 2. 今回訪問はその資料作成のためでもある。 ・・・と言うことで私の知りたかったことの答えを得て、室内の撮影に。 室内と言っても殆ど床の写真を撮っていたのですが、中でもこの床柱を特に詳細に撮り・・・ 単に写真を撮るだけでなくメジャーで床柱の太さと下部の切り込みの高さを測っていたのです。 そうそう屋根裏から出て来た棟札も改めて撮影していました あとで分かったのですが、この切り込みのことをその形から、筍面(たけのこづら)、或いは単にタケノコと言うらしいのです。 この様にも書かれていました。 筍面付とは、床の間の柱が、少し畳にかかってしまうときに、床柱をその部分を床と垂直に木目が見えるように、切ってしまうことをいう。この時、木目が、筍のように見えることから、筍面付けという。 竹の子ツラ付けあるいは、笋面付とも書く。 また、単に、筍付け(たけのこづけ)単に筍ともいう。 このばあいも同様に、竹の子付けあるいは、笋付けともかく。 大体おおよそ、部屋の大きさの10分の1が、限度で、H300mmぐらいが、普通だと思う。 床柱が太いと筍面の高さが高くなる訳です。 ・・・・と言うことなので、あとで自分で測ると、柱の太さは直径150mm タケノコの 高さが41cmでした。 我が隠れ家の柱は上に記されているより太いため、タケノコの高さも高いと言うことが分かりました。 ・・・・そこで、文中にある「首切り」について調べるとこういう事でした。 私は私で前に書院作りの床の間について、この様に番号までつけて解説していながら・・・ 筍面のことは知らなかったので、当然書いていません。 良い勉強になり、早速追記しなければなりません。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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