オーディオマニア
今週のタモリ倶楽部でコブクロが出ていてオーディオの聖地と言われる専門店に行ってました。音楽を聴く趣味がない僕には何の関係もない話題ですが、素人代表みたいな芸人もついて言っていて絶妙のボケをかまして面白かったです。コブクロの小っちゃい方が「多分質問も出来ないくらいディープな世界に入りますよ」と言ってましたが、このグッドなは芸人トンチンカンなボケで上手く入ってきてました。今回はじめて知った事ばかりでしたが、このオーディオの世界はとんでもない事になってますね。まず電源が大切とかで、電気を浄水器みたいに綺麗にしてから使う機械とか、スタートの時間を統一させる機械とかわけのわからんのがいっぱい出てきました。一番驚いたのが1800万円するレコードプレーヤー。CDプレーヤーでなくレコードプレーヤーですぞ。元々の情報量がどうかっていうレコードに1800万円もかけるんですか!本質的なことを考えて見ましょう。オーディオ機器というものは記録された音楽を聴くための機械です。生の人間が演奏する音楽を機械が真似して似た音を出すための装置ですな。つまりオーディオ装置の100点は生の演奏です。真似である以上100点を超える事はありません。CDになって格段に情報量が増え100点は無理にしても95点くらいまでは普通の機械で出来るんではないでしょうか。それを何千万円もかけて98点くらいにするのがこの人たちの趣味なんですな。CDなら98点も可能かもしれませんがレコードになると出発時点でもう80点くらいから始まる。なしてレコードなん?それだけの金があればライブやらコンサートに一生分行けるじゃろうに。本質的な問題よりも機械に陶酔しているようにしか思えない。わしやブリがジャイロナビに惹かれるのと同じでしょうか?