テーマ:大学生母の日記(2845)
カテゴリ:育児は育自~共に学び共に生きる~
10日、義母宅へ挨拶へ行くどころか、16時まで爆睡した下の少年は K市のホテルで開催される18時からの高校同期会出席のため、 彼流のお洒落をして 電車で出発。 この日も終電だろうと思っていたら、 翌日の成人式に備えて? 本当に逢いたかった友人と昨夜逢ってるから? 一次会だけで引き上げたらしく、夫と同じ電車で帰宅。 同期会は100余名の出席であった由。 言葉少なに語った少年は、夫の後に入浴し、長風呂を楽しんだ後、 いきなり、まだバリカンが在るか、と聞いて来たので驚く。 誕生以来、少年たちのカットは全て私がして来ていたのに、 どちらも中2以来、させてくれなくなって、封印していたバリカン。 明日が成人式、というこの日に、再び出番が来ようとは! しかも、サイドの刈り上げは自分がするけれど、 バックはおかあさん助けてよ、と言う。 @@ 年末に帰省してきたとき、 変わらないヘアスタイルの上の少年に比べ、 下の少年は ちょっと染めてもみたらしく、先が少し栗色がかった、 一昔前の木村拓哉のやうな長髪になっていたため、私はとても嫌だった。 なので、一目見るなり、 「 なん、その髪! ちっとも似合っとらんし、せっかくのイケメンが台無しぢゃん。 まるで ぺらっぺらのチャラ男 に見えとるの、判っとる? 」 叱り飛ばしたのであったが、その後の深刻なる話題で、 すっかり彼のヘアスタイル云々どころではなくなり。 その ちゃらぃ髪 を、成人式前にバッサリ切ってくれるのか。 それも後ろだけ、ではあっても、 時を戻し 私に切らせてくれるのか。 、、、 嬉しくなりながらも 逆に、いったぃどうして、と 不安になる。 したらば、彼が自力でヤっちゃおうと目論んだヘアスタイルとは、 トップは長いまま、サイドの下部分【 だけ 】を刈り上げる、 現在、私のいっちばん嫌い、いっちばんありえない!と 常々感じてるヘアスタイルであったため、 「 やだ! そんなものに私の手は貸せない! 」 断固拒否し、彼の反発も覚悟で吼える。 「 それでも 私のいっちばん嫌いなスタイルにしたいのなら、 きちんとしたサロンで きっちり決めて貰うべきでしょーよ! 」 一瞬の沈黙後、「 確かに。。 」 という少年の呟きが聞こえ、 つっと 視線が合い、思わず にやにや笑いを交わす。 結局少年は 自分で洗面所に新聞紙を敷き、 もみ上げ部分だけをバリカンで整えた程度でヤめたようで。 どんな仕上がりになったのか、私に見られるのを恐れるように、 リビングに足を踏み入れず、そのまま「 お休み! 」と言い捨てて 自室へ ばたばたと駆け上がって行く。 くー。 まるで私のために時間をキープしてくれたかのように 早く帰宅してくれたので、とても嬉しくて、今夜は話すぞ、語り合うぞ! めっちゃテンション上げてたのに、ダメぢゃん。 (o_ _)oポテッ だが、気のせいか 随分表情が明るくなっているようで、 それだけで 少し 胸が軽くなる。 後で洗面所を覗いてみると、 綺麗にされた洗面台の上に ケースに収めたバリカンが置いてあり、 ちゃんと掃除機をかけ、新聞も処理してあり。 。。。ふむ。 2年間の独り暮らしは、確実に彼を成長させているらしい。 もう1泊 残っているけれど、 明日の成人式後の予定は、中学の同期会のあと、 バスケ部のチームメイトたちと過ごすはずで、 いったぃ、11日の出立までに彼と話すことができるのか、 ヒジョーに こころもとなく思うけど、 今日の彼の表情なら、ちょっと 安心、できる状況になったのかも。 ふぁいと、ふぁいと > 少年 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[育児は育自~共に学び共に生きる~ ] カテゴリの最新記事
|
|