テーマ:花と自然を楽しもう(15580)
カテゴリ:観ました^^*☆
早いところは 稲刈りが終わり、 この地では 自家用に稲作をされておられるのが殆どなので、 手間隙かけて、美味しいお米にするため、殆どの田んぼで 昔ながらの稲架に掛けられ 天日干しされているのだが。 稲は刈り取られてもまだ生きており、葉も光合成をし続け、 最後の力を振り絞り、養分を籾に送るのだそうで、 天日干しのお米は、稲穂を下に吊るすため、 より 稲穂の油分や栄養分、甘みが お米の一粒一粒に降りてくる。 実際、機械乾燥より アミノ酸と糖の含量が高いため、 食味値がかなり高い。 苦労すれば しただけのことが 戻って来るのを肌身で感じて来た。 それでも、天日干し中に 台風が襲って来たり、 大雨や大風で 稲架が倒れ、泥にまみれたり。。。 この稲架に掛ける作業が、楽しくも、 腰と肩が 滅茶苦茶辛かったのを思い出す。 少年たちが 嫌いな長靴を履き、 落穂拾いをしていてくれたことも。 義母宅へ向かう道が 農業用水で溢れ、濡れている。 驚いて、何処から水が溢れているのか 目で水の出所を追うと、 我が家から3つ目の田んぼ いっぱぃに水が張られ、溢れ出している。 これは、何かの事故?? だったら、大変! すぐに 田主さんへ お知らせしなくちゃ!! 稲刈り前には、作業が楽に行えるよう、 2週間位前から田から水を抜き、田を乾燥させ、 稲もまた、田が乾くことによって 成熟を完了させる、と聴いていた。 稲刈り前に、こんなに田に水を張る、なんて聴いたことがないし、 結婚して四半世紀。 これまで、こんな光景を目にしたことがない。 だが、これまで、耳学問と、言われた通りの手伝いをしてただけで お米作りには素人同然の私が 大騒ぎするのも、、、と 思い直し、まずは義母宅へ行って、義母に尋ねてみる。 したらば。 フツーは、稲刈り前には落水するものだけれど、 余りに稲が乾燥してたり、 もう一押し、艶々と瑞々しい稲にしたいときには、 稲刈り時の苦労はさて置き、稲刈り直前に水を張ることもあるのだそうで。 嗚呼、やっぱり 単純に 変事だと騒がないで良かった。 だが、義母も、この50年(!)、 稲刈り直前に田へ水を張っているのを見たことがないそうで。 それだけ、今夏の日照り、暑さは、尋常ではなかったのだと思い知る。 今年のお米は、天日干しでも、乾燥機に掛けたように、 艶がなくて白っぽく 割れやすい米になっている、と聴く。 確かに 本家からいただいた新米も、 それまでのお米とは 一目瞭然。 もち米のやうに白いお米がたくさんで、艶がない。 「 温暖化 」 が 今夏、一挙に進んだのだ、と思う。 逆に、今冬の寒さ。 来春の花粉量。 来夏への恐怖。。。 あれこれ、あれこれ 気鬱になりつつも 秋の気配が深まるにつれ、 白丁花になってしまっていた我が家の紫丁花に 紫が戻って来ているのを見つけ、一気に浮上! \(^o^)/☆ 良かったぁああ 真っ白になってたのは、 やっぱり 暑かったから、なのかな。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.28 21:31:06
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