【常駐ガイド】§養徳院第9日。半日勤務。養徳院から歩いて帰る。
【2017年2月18日(土)】 養徳院第9日の勤務でしたが、午前中法要のため、午後のみの勤務でした。 それで、朝は眼科に行き(こちら)、それが思いのほか早く済んだため、我がガイド会が担当している北野天満宮の宝物殿を見学し(こちら)、その後養徳院に向かいました。 土曜日でかつお天気が良かったのと、半日拝観でお客様が集中し、今までの私の勤務のなかで、一番混みあったのではないかと思います。今日はガイド担当でしたが、ガイドが途切れることがなかったです。ご朱印にも、今までで最も長い列ができ、それが拝観終了後も続き、午後4時半になってもお客様が残っていました。 今日のガイドの中で一つ思いがけないことがありました。養徳院の寺宝の一つに蘭叔玄秀という高僧の書いた「酒茶論」という掛け軸があり、今回の特別公開で展示をしているのですが、この「酒茶論」について論文を書かれた女性が拝観に来られたそうです。「そうです」というのは、私が応対したのではなくて、私とペアを組んだ同期の方が応対したからです。その方のお話によると、本に書かれた酒茶論を読んで論文を書かれたそうで、この養徳院のオリジナルの酒茶論(残っているのは、ここ養徳院のものだけ)を一度見たくて何度かトライしたけれでも叶わなかったそうです。それが今日ここで見ることができて、とても感激しておられたとのこと。お礼にと書かれた論文を一部置いて帰られたそうです。私も短い休憩時間の中でしたが、その論文を少しだけ読ませていただきました。 こういうこともあるのですね。お客様に説明を聞いていただいて喜んでいただくのとはまた違った喜びです。 帰りはいつもように五条まで歩いてそこからバスの予定でしたが、土日ダイヤで1時間近く待たなければならず、それならということで、家まで歩いて帰ることにしました。養徳院から約10km、2時間強歩いて辿りつきました。午前中の北野天満宮行きも含め、今日は全部で約16km、24,500歩歩きました。疲労困憊です。-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村