伊予柑と日向夏の近況です
8月24日、神奈川県真鶴にあるみかん園ですが、
行った最初に、全体的な様子を、まずは見まわりました。
当園は、ウンシュウミカンが主体ですが、
その他にもいろいろなみかんの木を植えてあります。
先般紹介したスダチもその一つです。
今回は、まず伊予柑の小木を紹介します。
(8月24日)
全体的に下部の方に実がついていると思います。
伊予柑の木は、2004年に植えましたから、今年で7年目になります。
その実の様子です。
果実が全体的に散らばっています。
これが以前に摘果したあとになります。
どうしても密集しがちな果実を、
じつは先日、摘果しておいたんですね。
おかげて、果実のつき具合は、少し様になっています。
次は、日向夏の小木です。
(8月24日)
この日向夏の木も、2004年に植えましたから、今年で7年目になります。
日向夏については、果実が自然につき過ぎてしまいます。
無条件で日向夏の木の上部を、大体三分の一を摘果するようにしています。
果実をつけ過ぎると、母体の木自体を疲弊させしまうようで、
極端な表年と裏年を、交互に繰り返してしまうからです。
今の木を見た限り、まずまずといったところです。
その日向夏の果実です。
(8月24日)
日向夏の実も、順調に成育しつつあります。
当みかん園は、全体として見れば、ウンシュウミカンが主体ですが、
モノカルチャー(単一栽培)では、収穫の楽しみも一時期に限られてしまいます。
そりでは、侘しすぎますので、柑橘類の中のあれこれの品種を、
ほとんど1本ですが、実験として植えてあります。
そうした柑橘類の栽培でも、
8月下旬からは、スダチの収穫が始まりだしています。
それは11月末まで、ボチボチと続いていきます。
それから、暮れのウンシュウミカンの収穫があります。
その後は、来年五月に甘夏が収穫になりますが。
当園としては、これが最後の締めくくりとなります。
ミカンシーズンが、いよいよ始まりだしたということです。
いろいろな柑橘類が、遠出するごとに楽しませてもらっています。